恋人に大切にされているのか分からず不安です 冷められているのでしょうか？(24歳・女性）

質問者様のように、周りの変化や相手の心情に敏感な方は、陥りがちな悩みかもしれません。また、お若くて「こんな人種もいるのか」というキャパシティが広がり切っていない時にも、こういった悩みを抱えがちかもしれません。私もかつてはそうでした。
付き合って少しすると、特に男性は自分のパートナーが自分にとっての安全地帯だと認識して、安心しきってしまう方が多いように感じます。ポジティブにとらえれば質問者様の「友達のような関係」ということに当てはまると思います。ただ、女性は（たとえ結婚後であっても）できるだけ長く恋人期間を楽しみたいという方が多いのではないかな？と、自分自身や周りの話を聞いていて思います。そのため、それらのイミングが２人の間ではずれていることに、質問者様はいち早く気づいたのだと思います。こういった悩みが長期化してしまったものを、みなさん「倦怠期」と呼んでいるのかもしれませんね。
彼はきっと、質問者様を完全に安全地帯と認識しているので、年末年始をぎゅうぎゅうに予定を詰め込んだり、LINEも必要事項だけだったりと、「そっけなくなってしまった」というより「なんの心配もしないで済む相手」として質問者様に接しているように感じました。
ところで、質問者様は彼といる以外の時間は何をして楽しんでいますか？もしかしたら質問者様は、彼との時間が今の最優先事項になってしまっていたのかなと感じました。そうとなると必然的に時間や気持ちの比重が彼の方に傾いてしまい、それが「重い」と捉えられてしまうことがあるかもしれません。付き合い始めのころを思い出してみてください。彼の好きなこと、自分字らない彼の話を聞くだけで、嬉しかったことはありませんか？それと同じで、彼も彼の知らないあなたのことを知りたくて、たくさんお話しあっていたことがありませんでしたか？それは、付き合い始めてからもずっと続くのです。最近、「彼の知らない私」を何回体験できたでしょうか。それは自分の人生を豊かにするだけでなく、パートナーに自分の新しい面を見せ続けることができる唯一の方法だと思います。この質問文に書いていないだけで、普段は友達や家族との時間をたのしんでいたり、趣味や仕事などで忙しくしているなら、「重くなってしまうかも」という心配はありません。彼もただ、自分の人生を目いっぱい楽しんでいるだけなのですから。
また、最初にお伝えした「こんな人種もいるのか」というのは、例えば質問者様がどんな変化をみせても、話し合いをしても変わろうとしてくれない相手のことは「もはや文化や人種の違いなのか」と、ちょっとあきらめにも似た開き直りのことばです（笑）そんな時は、「仕方ない、多様性の時代だから」と言い聞かせるか、「やっぱり文化の違う人とは相容れない・・。」と思って様子を見守るか。そのキャパシティは、いろいろな人と出会い年を重ねるごとに広がっていくと思います。質問者様は、彼とどんな風に年を重ねていきたいですか？ぜひポジティブに想像してみてくださいね。