本当の自分を取り繕って良く見せようとしている人を見極めるにはどうしたら良い？(27歳・女性）

自身もアプリで婚活していた身として、とても共感したのでお答えさせてください。

マッチングアプリでお相手を探し、少し前に結婚した者です。
家の事全てに積極的な夫で、私より稼いでいて仕事も大変なのに、家事の負担は夫の方が多いんじゃないかと心配になる程家の事を当然のようにやってくれる人です。
私には勿体無いくらいの男性に出会えたと思っております。
自身の主観と経験談からにはなりますが、何か少しでもお役に立てれば幸いです。

男性の多くは、魅力的だと思った女性に好かれるために見栄を張りたくなるものです。
見極めるのは難しいですよね。
ですから、「嘘を見極める」ではなく、男性の「感覚を知る」というイメージで探ってみましょう。

家事に対して、子育てに対して、そして稼ぐ事に対してどんな考えの持ち主か探ってみてください。
それぞれ例を挙げます。

家事の分担
良い例「今までどっちも一人暮らしで全部やってきたけど、一緒にやる事でお互い少しずつ負担が減ると良いね」
→家事をやる筆頭者として、自分と彼女が同列になっている。
悪い例「家事たくさん手伝って楽させるからね！」
→家事は妻の仕事。自分がやるのはあくまでお手伝い。

子育て
良い例「お互いの力を合わせて頑張ろう！」
→子供は自分達2人で育てるものだという前提がある。父親も親だという自覚がある。
悪い例「育児に協力したい！」
→育児は母親が筆頭者だと思っている。自分がやる時はベビーシッター感覚。

子育て中の稼ぎ方
良い例「俺の会社だと育児休暇はこれくらいが限界で、託児所がなくて…そっちの職場は産休育休や託児所はどんな感じ？」
「仕事セーブしてもらっちゃってごめん、その代わり仕事すごく頑張るから！」
→女性が育児のために仕事のキャリアを捨てているということが理解できている。
悪い例「育児が大変だったら仕事をセーブしていいよ」
→自分はセーブする気がない。これは育児も手伝う訳がない。自分が稼いでいる自負もある。

いかがでしょうか。
私はアプリで、お優しい事を言ってくれる男性にもたくさんお会いしました。
しかし結局お断りしてしまったのは、何か聞けば聞くほど「女性を助ける」という感覚でいたからです。
私が夫を選んだのは、お会いした男性の中で1番「妻とは対等なパートナー。仕事も家事も男女に差などない」という感覚が問答をする内に話の中から透けて見えたからです。
勿論その分、私も家事に仕事に夫に負けじと努力は怠りません。

「真剣に考えてるからこそミスマッチを避けるために聞いておきたいの！」なんて言って、男性に色々聞いてみてください。
根底にある考え方に気がつけたら、見極めやすいですよ。

素敵なお相手が見つかるといいですね。
応援しています！