一緒にいたいのに(30歳・女性）

あなたの立場では、心が揺れ動くのも無理はありません。一方で、パートナーが病気を理由に結婚の話を曖昧にしたがっているのは、恐らくあなたに負担をかけたくないという気持ちから来ているのでしょう。ここで大切なのは、双方の気持ちを正直に共有することです。

まず、自分自身の気持ちを整理し、なぜ一緒にいたいのか、その理由を深く理解することが大切です。その上で、相手に伝える必要があります。相手が辛い思いをさせたくないという気持ちで行動しているのであれば、あなたがその辛さを一緒に乗り越えたい、支えたいという強い意志を持っていることを伝えましょう。「どんな状況でも一緒にいたい」というあなたの真剣な気持ちが、相手を安心させ、関係を再構築するきっかけになるかもしれません。

同時に、相手の気持ちに耳を傾け、理解しようとする姿勢も非常に重要です。相手の不安や心配事を共有し、それに対するあなたなりの答えや支え方を示すことが、関係を深める一歩となります。

このプロセスでは、互いに心を開き、本音で話し合うことが何よりも重要です。ただし、こうした深い話し合いは、どちらかが心理的に追い詰められている時に行うと、プレッシャーとなり得るので注意が必要です。適切なタイミングを見極め、リラックスできる環境で行うよう心がけましょう。

また、カウンセリングや専門家を通じて話し合いの場を設けるのも一つの方法です。第三者が介在することで、お互いの真意が明確になり、解決に向けての道が見えやすくなることがあります。

最後に、どんな状況でも愛し合える二人関係を築くには、誠実なコミュニケーションが何よりも大切です。心から話し合う勇気を持ち、一緒に未来を創造していきましょう。

私の知人のお話ですが、彼女はお付き合いししているかたがいました。30代前半に子宮頸がんを患っていることが発覚しました。そのときお付き合いしている彼と結婚を視野にいれていたかどうかは不明でしたが、病気の発覚でお互いが分かれる事はなく結婚に至りました。いまでも一緒にいます。これはお互いの歩み寄りが成すことでしかないと思います。貴方様のケースもお相手の優しさからくるものだと感じます。他人が口を挟むことではありませんが、貴方様がお相手に歩み寄り続け、気持ちを理解してもらうことで今後は成立していくのではないでしょうか。急ぐ気持ちもあるかもしれませんがゆっくり、じっくりとお相手にご自分の気持ちを伝えていき、受け止めてもらえることを願います。