告白したら好きだけど恋愛感情じゃないと言われた。諦めた方が良い？(20歳・女性）

あなたが勇気を出して告白した後、相手から「好きだけど恋愛感情じゃない」という言葉を受け取ったときの心理的な状態は、きっと複雑だったでしょう。彼の発言には、あなたへの尊敬や親愛の情はあるけれど、それが恋愛に発展する感情ではないという意味が込められています。

「好きだけど恋愛感情じゃない」というのは、友情や憧れ、信頼などの感情を示していますが、それが恋人としての愛情には至らないことを表現しているのです。また、彼はあなたの告白に対して真剣に考え、誠実な答えを返そうとした結果、このような形で感情を表したのかもしれません。

彼にとっては、あなたが大切で価値のある存在だが、パートナーとしての関係を築く想いは現時点では持っていないということ。それゆえ、彼の気持ちに変化がない限り、恋愛関係へ進むことは難しいと考えられます。

こうした状況では、あなたが一方的に努力をしても、彼の心が動かない可能性があります。ですので、自分の感情にしっかり向き合い、冷静に状況を受け止めることが大切です。自分を責めたり、相手を無理に変えようとすることはせず、自分の価値を理解し、自己を大切に扱う心掛けが重要になります。

恋愛を諦めるかどうかはあなたの気持ち次第です。これ以上彼に期待をしても報われない可能性が高いので、一度立ち止まり、自分自身の感情を整理し、新しい出会いに目を向けることも一つの選択です。恋愛はタイミングも大切であり、無理に相手の気持ちを引き留めるよりも、自然に流れを受け入れたほうが、あなた自身の心の平和を守ることにつながります。

彼との良い関係性を維持しつつ、新たな可能性に目を向けてみてはいかがでしょうか。あなたにふさわしい人は、必ずどこかにいるはずです。

「好きだけど恋愛感情じゃない」という心理には2つの可能性があります。

①友だちとして好き
彼女にするには物足りないけど、友だちとして好き、というケースです。この場合は、相手を同性の友だちと同じように考えているので、体の関係を持ちたいと思いません。つまり、このケースでの「好きだけど恋愛感情じゃない」を言い換えると、「体の関係を持つつもりはない（性的な対象ではない）。友だちとしては好きだけど」という意味になります。

②付き合うつもりはないが、体の関係なら持ってもいい
①とは違って、「体の関係なら持ってもいい。ただし、付き合うつもりはない」というケースです。この場合も、「好きだけど恋愛感情じゃない」に当てはまります。

私は実際に女性に、「好きだけど恋愛感情じゃない」と言ったことはありませんが、自身の恋愛を振り返ってみると似たような気持ちになったことがあり、その時は上記のような感情がありました。

諦めるかどうかですが、①と②、どちらのケースかを見極め、ご相談者様がどのように思われるかによります。①のように友だちとして好きだと思われている場合に、「恋愛対象として見てもらえるように頑張ろう」と思えば諦めずに頑張るのはアリでしょう。一方で、②のケースで、例えば、「体の関係ならいいという意味で好きと言ってきたなんて、最低だ！」と思うのであれば次に行ったほうが良いです。

繰り返しになりますが、①と②、どちらのケースかを見極め、ご相談者様がどう感じるかによって、諦めるかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。