交際終了の理由が腑に落ちない(34歳・女性）

交際終了の理由が腑に落ちないというお気持ちは理解できます。相談内容を拝見し、彼の反応と終了理由には、いくつかの可能性が考えられますが、重要な点をいくつか挙げてみましょう。

第一に、彼の結婚に対する考え方や価値観が初めから明確でなかった、あるいは途中で変わった可能性があります。交際初期はお互いをよく知る段階であり、しばしば人々はポジティブな側面を強調しがちです。しかし、交際が進むにつれ、より深い価値観や将来設計について話し合う必要が出てきます。その過程で彼があなたの考え方やライフスタイルを理解した上で、自分の理想とは異なると判断した可能性があります。

第二に、彼の浪費家という印象は、具体的な金額や事実に基づくものではなく、彼の主観的な解釈によるものでしょう。あなたが述べた洗濯機や自分の部屋、家事や育児のアウトソーシングについては、実際には現実的で合理的な希望であるにも関わらず、彼には過度な要望と映ったかもしれません。特に家政婦を雇う件については、彼がその提案を誤解して伝えたことがあります。

第三に、彼が突然深い質問を投げかけたことは、あなたとの関係を重視し、長期的な展望で考えていた証拠でもあります。しかし、そのプロセス中で彼が不安や矛盾を感じ、結果的に関係を終了させる決断をした可能性があります。それは、あなたの価値観や回答自体に問題があるわけではありませんが、彼個人の期待や受け止め方によるものです。

結論として、彼の交際終了の真意は、あなたの価値観やライフスタイルに対する彼の誤解や受け止め方の違いにあると推察されます。恋愛や結婚は、両者の価値観が合致することが非常に重要であり、残念ながら今回のケースではそのミスマッチが生じたと考えられます。

感じたままを正直に伝えることは恥ずかしいことではありません。それはあなたが誠実である証拠です。この経験を次に活かし、より相性の良いパートナーに巡り会えますように。

他にも色んな会話があったとは思いますが、上記の文面からは
1.お金持ちのイメージ
2.（質問者様が）彼の方を向いていない
この2点を感じました。

◆服装について
美的センスがある＋装飾（指輪）をしているということから、お金の気配は若干感じます。
個人的なイメージですが、
・ピアス、イアリング：3つの中では最も身につけている人が多いと感じる。サイズが大きい程お金を使っている印象は受ける
・ネックレス：デートや冠婚葬祭など。割とフォーマルな場所で身につけるイメージ。安物でも高級感は感じる
・指輪（結婚指輪ではない）：お金持ちや遊んでいる人が身につけているイメージ。日常で見かけることはほとんどない
オシャレ・美的センスを持っていることも相まって、1点でも身につけているなら、お金持ちの印象を感じます。
「散財しているわけではない」と自分から言うところにも少し違和感は感じます。
（優しい人は自分から「わたしは優しいから」とは言わない。友達は自分から「わたしたち友達でしょ？」とは言わない）

◆趣味について
ピアノは知らない人から見ると、高額でお金持ちな人がやるイメージがあります。
金額がピンキリなのは分かりますが、グランドピアノになると7桁の金額になりますし、広さや防音設備も必要になったりで、音楽ジャンルの中ではかなりお金がかかる部類、という印象。
個人的には男性のゴルフ趣味と同じような感覚を持っています。

◆結婚生活について
少し気になったのが「良い洗濯機が欲しい」と「手が回らない時は家事や育児を外注するのはどうか」という点。
関係が浅いうちから、○○が欲しい、と物や商品サービスの話をするのは珍しいと思います。
（わたしが結婚相談所で婚活していた時は、そこまで話す女性は居ませんでした）
もし仮交際の段階で女性から「将来手狭になるから広い家に住みたい」「子供が増えるから大きい冷蔵庫が欲しい」と言われると
「言いたいことは分かるけど今言うこと？」と思ってしまいます。
（真剣交際やプロポーズ前後のタイミングで言うなら違和感は感じません）

◆彼の真意について推察（服装、趣味、結婚生活のまとめ）
一つ一つはさして気になるものではない。ありふれた意見だと思いますが、指輪、オシャレ、ピアノ、これらの要素が相まって
・お金持ち
・デキる人
このようなイメージが湧き、関係が浅いうちに
・「良い洗濯機が欲しい」
・「自分の部屋が欲しい」
・「産後も仕事をしたい」
・手が回らなときは家事育児を外注する発想
このような発言をした事から「自分（彼）のことを見ていない」と思われ「一番はお金目的ではないか」とマイナスに捉えられてしまったのではないかと思います。
「海外ではそれが普通だしね！」という発言は、逆に言えば「日本では一般的ではない」ということ。
一般男性にはなかなか受け入れられない・理解されない提案なのかもしれません。
（そもそも男性は家事育児に対して疎い人が多いですし…）

◆踏み込んだ質問について
それが彼が大事にしている価値観だったから。だと思います。
マイナスのイメージを抱きつつも、性に関する価値観が合えばお付き合いを続ける気があった。
違和感は感じていたけれど、最後の望みをかけて・嫌われることを承知で、そのような質問をしてきたのかもしれません。
（2回目のデートでそこまで踏み込んだ質問をしてくるのは配慮に欠けると思いますが…）

◆これからの言動について
具体的な話や現実的な話（洗濯機が欲しい、自分の部屋が欲しい、家事代行の提案）はもう少し、現実味を帯びてきてからするのが良いと思いました。
1.初めの内は、二人でしたいことや、どんな生活を送りたいのか、を主体にする。（相手男性ありきの話をする）
2.真剣交際や結婚を意識しだして「どうすればそれを実現できるか」という話になってきたときに「○○が欲しい」「○○してはどうか？」と切り出す

結婚生活に於いてこだわりはありますか？という質問には
「大きなこだわりは特にありませんが…」と前置きを入れて
「“できれば”産後も仕事は続けたいと“思っています”」（専業主婦でも可。という含みを持たせる）
「後は、お互いを尊重し合うような家庭が築ければ十分です」
と言えば
・洗濯機が欲しい
・自分の部屋が欲しい
・忙しい時は外注もあり
これらをザックリ含める形になるので良いのではないかと思います。

結婚相談所でカウンセラーをしています。交際終了の理由が腑に落ちない、ご質問者様の内容を拝見させていただき、私も素直にそのように感じました。しかも、デート２回目にもかかわらず、お相手への配慮のないご質問へもお答えされております。お断りの理由をお伝えするしないは相談所間でのやりとりの状況によりますが、お伝えされたことは「あくまでお相手の方の主観や感じたこと」です。ご質問者様自身が思っていることではありません。それだけ、価値観や考え方、ものごとの見方、読み取り方に違いがあったということです。ご質問の主旨から外れてしまうかもしれませんが、交際終了の真意は、お相手の方が、そのように感じたので、受け入れられなかったということなだけです。あまり気にせず、ご質問者様も「あ、この人とは合わなかった、そういう風にとるんだ」と思われるのが良いと思います。

お相手の男性、失礼な方ですね。交際終了になって良かったと思います。そのまま交際継続でも、あなたと彼とでは価値観が違いすぎてどこかで上手くいかなくなるでしょう。

一つ一つ、言動を振り返られていて、今後の参考にできますね。“交際終了の真意を”とのことですが、概ねあなたが感じられている通りです。彼は交際女性・結婚相手を面接するくらいの気持ちで婚活をしており、自分自身がお相手に合わそうとか、歩み寄る意思を全くといっていいほど感じません。言葉は悪いですが、【だから今まで女性とご縁がなかったんだな】と思われてしまう典型の男性でございます。あなたには彼のことは忘れて次の素敵な男性を見つけて欲しいところですが、もっとこうするとよりあなたの魅力が伝わると思うところが何点かございますので、挙げさせていただきますね。

◆外見　
女性は外見を褒められることで喜ぶのが普通ですが、男性はそれを分かっていて伝えている場合も多いです。褒め言葉をすべて真に受けるのは危険です。そしてオシャレでも、単純に男性が派手と感じるのか、華やかで素敵だという印象になるのかは好みも大きいです。彼とは合わなかったのでしょう。「褒めてくださりありがとうございます」だけでOKです。散財しているわけじゃないと言わなくて良いのですよ。

◆結婚生活
①良い洗濯機が欲しい。
→今の段階では言わなくても良い内容です、でも家電にお金をかけるかは、価値観の違い。私自身はお金をかけたい派なので、あなたの気持ちがよく分かるのですが、そうではない男性もいらっしゃるので、そこの価値観が合致している男性を選ぶのなら、むしろ伝えた方が良いでしょう。ただ洗濯機限定ではなく、「～～や～～なことが大変になるだろうから、家電にはある程度お金をかけたいなぁ」くらいに留めておいて。

②自分の部屋が欲しい。
→これも、非常に気持ちは分かるのですが、今の段階で伝えるべき内容ではありません。なぜなら、今目の前にいる人は婚活で出会ったばかりのこの先ご縁があるか分からない男性です。結婚して家を買うタイミングではじめて話すくらいで大丈夫ですよ。焦らずいきましょう。

③産後も仕事を続けたい
→これは伝えた方が好印象ですが、妊娠出産は思い通りにならないことも大きいため、お相手の男性がしっかりとサポートができる人かは見極めポイントとして大きいです。

最後の方の会話も、面接みたいですね。でもあなたが仰る通り、すべてを素直に答える必要はありませんでしたし、不快に思ったり疑問に感じた時には（今後は）それをすぐに態度に出すようにしましょう。個人的には今回の男性はご縁がなくてむしろ良かったお相手ですが、これからはどうか分かりません。あなたが馬鹿正直に答えてしまったばかりに、良縁を逃すのだけは避けていただきたいので、そこは気をつけてくださいね。

スキンシップや性交渉について踏み込んで聞いてくる男性は変わっています。ブライダルチェックや不妊治療は大事なことですが、妊娠出産を女性だけの問題だと捉えている男性は避けた方が良いですよ。子供がどれくらい欲しいのかは結婚前に話し合っておくのは重要ですが。

何かを聞かれたときにお答えしたいようにそのまま伝えるのも悪いことばかりではありませんが、お相手がどう受け取るか？誤解されないか？を一旦考えてから伝える工夫があなたには必要です。今回のことを糧に婚活、頑張ってくださいね。応援しています。