真剣交際中のスキンシップについて(36歳・女性）

スキンシップの取り方や進め方についての悩みは、多くの方が感じるものです。特に、結婚相談所を通じた真剣交際では、既定のルールとお互いの気持ちのバランスを取ることが重要になりますね。

まず、キスやハグなどの身体的な接触についてですが、これらは関係を深める上で自然に求められることもあり、相性を確かめる一つの手段となり得ます。しかし、お相手が控えめな性格であれば、直接的なアプローチよりもまずは手をつなぐといった軽度のスキンシップから始めることをおすすめします。このような小さなステップを踏むことで、互いに心地良いペースで関係を深められるでしょう。

相手からのキスやハグのきっかけ作りには、デートの終わりに自然な流れで感謝の気持ちを伝える瞬間が適しています。「今日は楽しかったです。ありがとうございました」と言いながらさりげなく距離を縮めると、自然な流れでハグにつながることがあります。キスに関しては、お互いの感情や信頼関係が深まり、特別な瞬間を共有した時に、お互いの合意のうえで行うのがベストです。

深いキスに関しては、確かに真剣交際中でも控える方が賢明です。お互いの心の準備が整っていない状況では、感情的な負担や誤解を引き起こす原因となりえます。まずは軽いキスから始め、お互いの快適さを確認しながら徐々に進展させることが大切です。

結論として、「軽い女」と見られないためには、相手とのコミュニケーションを深め、お互いの心の距離が自 naturally に近づくのを待つことが重要です。相手の反応を見ながら、徐々にスキンシップのレベルを上げていくことで、お互いにとって心地よいペースで関係を発展させることができるでしょう。

相談文を拝読させていただき、確かに結婚相談所の出会いでは婚前交渉は禁止になっています。相談者様は彼と真剣交際に進展する前に性的な相性も気になる。真剣交際に進んだ後に軽いキスやハグをしてもらうことができれば、性的な相性が合うかどうかが判断できるのではないだろうか、と悩まれています。

まず、相談者様がデート中に彼と手をつないだ時の気分はどうでしょうか。安心する。ずっと手をつないでいたい。手が密着している感じが嫌ではない。落ち着く。などの精神状態であれば彼とは相性がよいといえます。

次に、ハグや軽いキスは結婚相談所での出会いであっても禁止とまではされていません。でも、相手の男性は長年、彼女といえる女性の存在がなく控えめと相談者様がいっておられることから、彼の方からキスやハグをするということは難しいのではないでしょうか。

かといって、相談者様の方からキスやハグを求めるといっても難しいと思うのです。いきなり、相手の目を見ずにキスやハグをしても、相手は心の準備ができていないため驚いてしまいます。真剣交際に進展しているとしても、キスやハグの前にお互いが「相手のことが好き」というアイコンタクトや感情のすり合わせがあることが重要なポイントです。

では、どうしたらいいのか。相談者様が彼を視覚(目)・聴覚(耳)・触覚(肌)・味覚(舌)・嗅覚(鼻)の5つを使って彼との相性を判断してみるといいと思います。では、具体的な例を挙げてみますね。

視覚は、彼のファッションや食事の時のマナーで「嫌だな。ここは直してもらいたい」と感じるところがあるか。相談者様が許容できる範囲内かどうか。聴覚は、彼と話をしていて「長時間、話をしていても苦痛ではない」と思える。食事中のマナーでクチャクチャ音を立てて食べたりしない。

触覚は、前述のようにデート中に彼と手をつないでいる時の相談者様の心理状態。味覚は、例えば、デート中に何かを食べて彼と半分こできるか。最初は、手で半分に割ったクッキーやパンでもいいでしょうが、実際に相手の食べかけのケーキなどを「半分ちょうだい」と言って嫌な気持ちがなく食べることができたり、同じフォークを使っても嫌ではないか。

嗅覚は、彼の匂い(体臭)です。嫌な匂いがして、近づきたくないと思わないで過ごせるか。

が挙げられます。彼と一緒にいると心地いい。力が抜ける。もっと一緒にいたい。そう思えたなら、性的な相性もよいといえるでしょう。

結婚相談所が出会いのツールであっても、今までの出会い方と大きく区別されないことをおすすめしたいです。真剣交際で、仲を深められているときに、スキンシップを望むのはそれこそ自然な流れです。結婚相談所は婚前交渉を禁止されているところが多くありますが、それはなぜだかご存知でしょうか。会員様同士でのトラブルを極力避けたいためです。現実はどうなのか？と言うと、もちろん各々のカップルでの考え方やタイミングもありますが、暗黙の了解でスキンシップをされた上で、婚約や結婚をされている方たちの方が多いものです。ですから、お相手のそういったところが気になると思うのは、当然の感情なんですよ。

あなたがこの人となら、と考えているのでしたら大丈夫です。あなたからキスやハグをして、“軽い女”認定されるかもと不安にならないで欲しい。どうしてもお相手のタイミングでスキンシップをしてもらいたいのなら、とにかくくっつくこと。笑顔でピッタリと肩と肩が触れ合うくらいに近づくと、お相手はリラックスするものです。並んで歩いているときやベンチに座ったときなんかが、チャンスですよ。周りの目を気にすることは必要ですが、愛情表現のひとつですから、彼との時間を大事にしてください。

いつかご実家にご挨拶に行かれた際も、帰り際や親御様が席を外されている間にキスをしたり、車の中でくっついたり、そういうのがあっても良いのです。おふたりがしたいと感じられているのなら、真剣交際中でも濃厚なキスだってOK。ただ結婚相談所のアドバイザーやカウンセラーの人には内緒にしておきましょう。暗黙の了解ですから。

おふたりのペースで、今後も楽しく交際していけると良いですね。応援しています。