彼を裏切ってしまった件について(23歳・女性）

彼を裏切ってしまったことについて、ご相談者様はきっと、「申し訳ないことをした」と思っていることでしょう。しかし、それがご相談者様の本心かというと、私はそうではないと思います。ご相談者様の本心は、「私は本気で異性と会いたいって思って連絡取ってたわけじゃないんだし、それにもうこれからは一切連絡取らないって言ってるんだからそんなに怒らなくてもいいじゃん・・・」と、こんな感じではないでしょうか？　この「　」の中をよく読んでいただくとおわかりになるかと思いますが、ご相談者様は自分の反省よりも彼を責める気持ちのほうが強いのです。その証拠に、ご質問の中で、異性と連絡を取ったことが“バレた”と言っています。バレたという言葉からは、「できることなら隠し通したかった」という本音が透けて見えており、ご相談者様の反省が足りないことが伝わってきます。
これは私の推測に過ぎませんが、彼はきっとご相談者様のこういった、「反省していない姿勢」や、「むしろ自分のほうが責められている」ということを感じて、「裏切られて腹が立つ」と言ったり、「別れて次に行きたい」と言ったのだと思います。私が彼と同じ立場であれば、同じように言うはずです。

上記でご説明しましたように、本心というのは何気ない言動に表れてしまいます。そのため上辺だけの反省や謝罪は、時として見破られてしまうことがあります。ではどうすれば良いかというと、心の底から反省することです。
一度自分にお灸を据える意味で、しばらく彼から離れてみてはいかがでしょうか。そうすることで彼の大切さに今以上に気付くでしょうし、ご相談者様の反省も彼に伝わりやすくなります。「別れたくない」と伝えた上で、「とても申し訳ないことをした」と改めて謝罪してください。そして、ご相談者様からの連絡はしばらく控えてください。こうすることで冷却期間を作ることができます。私自身は、冷却期間の間にケンカした相手への愛情が深まり、「許したい」という気持ちが強くなったことがあったので、おすすめさせていただきます。