お見合いした人を断ったら次の機会があまりない。この結婚相談所はやめた方が良い？(40歳・女性）

私は結婚相談所に勤務して約15年、現在も現役のスタッフでございます！
「相談所」というワードが見えましたので、是非回答をさせて頂きたいと思いました。
相談所の中身のお話はお任せください。

さて、今回のご相談内容は「お見合いを断るとそこから紹介が少なくなった」という事ですね。
質問者様がご所属の相談所はおそらく大手ではなく、どちらかというと個人の方が経営されている様な密着型の相談所でしょうか。
質問者様は今回のお相手男性とあまり条件的に合わないとわかっていながらも、1度ではわからないからと2度も会ってくださっています。
その上でお断りをされるというのは、私の相談所だとむしろ「よくぞ2回も会ってくださった、有難うございます」の世界なんです。
しかし現実はその後、紹介が減ってしまったという事で、考えられるとすれば以下3つの代表的な理由があります。

①「質問者様の出されているご条件が厳しく、該当する男性がいない」

→これが正解であった場合はおそらく、ご自身で理由がわかりますので、今回の様なご質問には至らないかと存じます。
また最初の紹介で「年齢が離れた男性の紹介があった」という事なので、質問者様はある程度ご条件を緩やかにされていることが想像できます。という事で可能性の低い候補となります。

②「相談所の仲人さんが質問者様に対して過敏になっている」

→例えばお断りの際に相談者様が過度の不満を仰る、ネガティブな相談を延々と続けるなどをされた場合、よくできた相談所であれば問題なかったりするのですが個人でされている様な相談所であれば仲人さんも人間ですので、「この方には紹介が難しい」というマイナスイメージになる可能性もあります。
注：仮に相談所がお客様に対してその様なイメージを持っても、相談所は紹介するのが仕事ですので本来は紹介し続けなければなりません。

③「物理的に男性会員の絶対数を保有しておらず、相談所自体に紹介できる力が無い」

→個人の相談所でも連盟に加入している様な相談所であればこの心配は無いのですが、単独・自社会員のみの紹介である場合は怪しいです。もう該当の会員様がいないのかもしれません。
もし連盟に加入している相談所であるにも関わらず、紹介が絞られる場合は仲人さんの裁量・力量によるところが大きいでしょう。
その場合は相談所選びを再考された方がいいかもしれません。

以上、①②でお心当たりがない場合は③が理由である可能性が高いです。
現在の相談所の入会時規約には「毎月〇名の紹介を行う」という様なものはありましたでしょうか。
そういった事を謳っておらず、ただ単に「良い方を紹介します」だけの入会規約である場合はしんどいですね。
「辞めた方がいいですよ」とは私は立場上言えないのですが、相談所は複数掛け持ちされたり、乗り換えをされるのも一つの方法です。
どなた様も時間は貴重なので、難しいなと判断されたら我慢せずに行動に移してください。
そしてご自身に合う相談所を見つけてください。それが実は一番、成婚への近道だったりします。
頑張ってください！