初デートの日がいざ具体的に決まってくると、自分が本当に好きなのかわからなくなり、面倒くさくなってしまいます(35歳・女性）

あなたが抱える感情は実はとても一般的なもので、初デートに向けて具体的な予定が立つ段階で生じる興奮と不安の複雑な組み合わせから生まれるものです。興奮は期待から、不安は失敗への恐れから来ることが多いです。これを踏まえ、あなたの気持ちを確かめるために役立つアプローチをご提案します。

まず、デートへの期待とそれに対する面倒臭さが具体的にどんな形で表れているかを自問自答してみてください。例えば、その人との会話を楽しみにしているけれど、準備や移動が面倒、または、どう接したらいいかわからず緊張する、などです。自分の感じている面倒臭さの背後にある本当の感情や隠れた恐れを探ることです。

次に、自分が相手に対して感じている興味の程度を振り返ってみましょう。好きかどうかは、実際に時間を共有してみないとわからないことも多いのです。ですから、面倒くさいと感じた時にも、その人を知る機会としてデートに臨むことで、自分の感情がはっきりすることも期待できます。

また、デートを義務感ではなく、新しい何かを体験する冒険と捉えると、見方が変わるかもしれません。デートは二人の関係を深める絶好のチャンスですが、それ以上に自己発見の場でもあります。

精神的な余裕を持つことも大切です。予定がある日は、できる限りその日の他のタスクを減らし、リラックスできるような準備をしておくといいでしょう。

最後に、デート前には自分で自分を褒めるように努めること。楽しんできたい、という軽い気持ちで臨むことで、心から楽しめるかもしれません。

恋愛においては正解があるわけではなく、自分自身の感情を素直に受け入れることが重要です。だからこそ、あなたが感じる「面倒臭さ」もまた、あなたなりの感情の表れとして大切なサインなのです。それを理解し、受け入れながら前に進んでみてください。