愛されている感覚が薄く、このまま付き合っていいのか不安。相手は私のことを求めているのか、必要としているのか不安。(22歳・女性）

ご相談ありがとうございます。
婚約し、仕事も辞めたのに彼が約束を守ってくれない…不安になりますよね。

オススメは『彼が変わらないとしたら、ご相談者様はどうしたいかを第一に考える』です。

ポイントは
①彼は変えられない
②不安の対策を考える
③彼はご相談者様のことが好き
④自分か変えられる部分を考える


①歳の差婚、落ち着いたところが魅力だと思いますが…彼は50歳。
半世紀に当たる年齢、そんな彼の価値観や行動を変えることは不可能です。
彼と結婚したいのであれば、彼を変えることは諦める方がいいでしょう。
今まで周りにずっと奢りながら、人間関係を維持してきたのです。
彼にとってはご相談者様の約束の方が後なのです。

どうしてご相談者様は彼を選んだのでしょうか？
きっと素敵なところがいくつもあったのだと思います。
それを思い出してみてはいかがでしょう。


②人はお金がないと不安になります。
現在、ご相談者様はカードを渡されてはおりますが現金収入は無い状態。
日々の生活用品には困らなくても、彼と別れてしまうと即生活に困ります。
そのような状況で、メンタルが不安定になるのは仕方がないことでしょう。
メンタルが不安定になるとお相手の気持ちも冷め、悪循環です。

お金の対策を最初に考えてはいかがでしょう？
・自分のメンタルの不安定さは将来が不安だからだと伝える
・毎月彼から現金が貰えるまではパート、アルバイトに行く
・毎月の給与が無理であれば、とりあえず1度だけ自分の元の給与1ヶ月分を現金で渡してもらう

パート、アルバイトに行けばずっと家にいるより気も紛れ、お金も手に入ります。
生活費は気にしなくてもいいので、気楽に探してみるのがオススメです。


③彼の愛情表現が少ないのは最初から。
ご相談者様が不安になっているのは「彼が変わったからではなく、彼の愛情が続くか解らないから」ではないでしょうか。
彼は「今のところ」ご相談者様のことが好きです。
ご相談者様は好きでもない相手の生活費を払い続けることができますか？
彼が大金を稼いでいたとしても、お金を稼ぐことは楽なことではありません。
愛情を試すような行動をしなくても大丈夫なのです。

愛情は貰うばかりであれば、いつか相手から枯渇します。
ご相談者様はお相手に何を素敵なものを与えられているでしょうか？
犬を可愛がる彼に嫉妬するかもしれませんが、ご安心ください。
犬から得られないものはたくさんあります。
楽しい会話、共にする食事、気遣い、仕事で疲れている時のサポート。
自分が彼に愛情を持ってしてあげられていること、に目を向けてみてください。


④彼に変わって欲しいとお考えでしょうが、他人を変えるよりも自分を変える方が簡単です。
今は不安で仕方のないことでしょう。
自分がどのような状態であれば不安でなくなるのか、そうするのは自分がどうすればいいのか…考えてみてください。
お金の不安、愛情の不安。
お金の不安は、ある日いきなり彼の会社が倒産する可能性だってあるのです。
それが20年後の場合、高齢の彼に変わってご相談者様が相手を養うことになるでしょう。

愛情は「カードも鍵も指輪も返して」と言う彼の言葉にはショックを受けたことと思います。
けれど、初めての喧嘩で言われたのではないのではないでしょうか？
愛情やお金が足りない、と彼に伝え続けてきたのではありませんか？
彼には自分を変えることができません。
その言葉が「自分にはこれ以上あなたの求めるものを与えられない、辛い」と言う言葉の言い換えです。


大切なのは「彼を変えられないなら、自分はどうしたいのか」と言うこと。
ご相談者様は自分自身の選択については自由なのです。
彼が変わらないままであれば、一緒にいるのが辛い…そうであれば、別れて新しい幸せを探してもいいのです。
彼が変わらなくても一緒にいるのが幸せならば、相手にそう伝えて一緒にいればいいのです。
完璧に、望み通りに動いてくれる人はいません。
それを大前提にすると、少し心が軽くなるのではないでしょうか。

ご相談者様の幸せを願っております。