夜の悩み(19歳・女性）

少しずつ慣れていくことが多いです。焦らなくて大丈夫です。

初めての性交渉で「痛くて入らない」「怖くて力が入ってしまう」という経験は珍しいことではありません。
・性器がまだ慣れていない
・緊張して無意識に締まってしまう
・心がまだ準備できていない
どれも自然なことです。「濡れていない」「感じない」というのも、初期にはよくあることです。

わたしも初めは入れることができませんでした。何回か指で慣らして、数ヶ月後にようやく入るようになりました。
その経験から言うと、感じないのは彼の経験不足の可能性もあります。
・感じるポイントは人によって違う
・初めての人は感覚が鈍いことが多い（慣れてないため）
どこをどう触ると相手は反応するのか。特に最初のうちはよく観察する必要があり、じっくりコツコツが苦手な人（短気な人や堪え性が無い人）は上手ではないイメージがあります。

◆感じにくい・濡れにくいときの工夫
・前戯を長めにしてもらう（10分以上）
焦らずに、スキンシップ中心で。
「入れること」が目的ではなく「お互いを感じる」時間にしてみてください。

・潤滑ゼリー（ローション）を使う
これだけで痛みがかなり軽減される人も多いです。
市販のものでOKです。（ドラッグストアで普通に売っています）

・体勢を変えてみる
体勢によって痛みの強さが変わることがあります。
最初は浅く、角度を調整しながら試すのも一つです。

・痛いときは必ずストップする
痛みを我慢すると、脳が「セックス＝怖い」と記憶してしまい、次からさらに緊張してしまいます。
彼も優しい方のようなので、正直に「今ちょっと痛い」と伝えて大丈夫です。

・気持ちよさや快楽を感じたときは伝える
気持ちいいと感じたことは「それいいかも…」などと伝える方が前戯の精度が上がります。
男性は女性の反応を見て手ごたえを感じます。
ビクッと身体がはねたり、もぞもぞ身体を動かしたりすると（ここがいいのか…）と予想して、感じやすいポイントを前戯するようになります。
逐一伝えるとムードが無くなり萎えますが、行為中に1、2回伝えるくらいなら問題ありません。

◆彼の性欲についての不安
性欲が強い彼だと「いつか萎えられないか」不安になる気持ちもわかります。
でも、「今のあなたを大事にしてくれる彼」であれば、時間をかけて育てていけば大丈夫です。
大切なのは「できる・できない」ではなく、「一緒に歩もうとしている姿勢」です。
焦らずに「一緒に練習していこうね」と伝えるのも良いです。男性は「頼られている」と感じると支える力が増します。

◆病院を考えるタイミング
もし以下のような状態が続くようであれば、婦人科や女性専門クリニックで相談してみるのもおすすめです。
・何度試しても強い痛みが出る
・挿入が全くできない（筋肉が締まって入らない）
・指でも痛みがある

◆最後に
感じない・濡れない・入らない。これらは「あなたに問題がある」わけでは決してありません。
経験を重ねるうちに、自然に変わっていく人が多いです。
焦らず、自分を責めず、「今はそういう時期なんだ」と受け止めてください。