愛情の重さ(24歳・女性）

ご相談ありがとうございます。文面から「彼のことが大好きで、もっと確かめたい、安心したい」というお気持ちが強く伝わってきました。とても素直で愛情深い方だと思います。ただ、その「大好き」という気持ちが強すぎるあまりに、不安や寂しさに結びついてしまっているのかもしれません。

◆なぜ不安になってしまうのか
・質問者様は「信用している」と言いつつも、彼の言葉や態度で安心感を得ている状態。つまり、安心の源が自分ではなく、彼の言動に依存してしまっています。
これは人間として自然な感情です。「認めてもらいたい」「大切にされたい」という欲求は誰しも持っています。ですが、他人からの言葉に強く依存すると、どうしても不安定になってしまいます。（自分の好きなタイミングでモチベーションを上げられないため）

◆今後について
1.まずは自分を信じること
彼を信じる前に、自分自身を「私は愛されている」と信じ切れるようになることが大切です。
自分の価値を自分で保証できるようになると、不安は小さくなります。

2.成功の基準値を下げる
「もっと愛してほしい」「もっと言葉にしてほしい」という気持ちが強いと、満足ラインがどんどん上がってしまいます。「今日も会えた」「LINEを返してくれた」こうした当たり前のことを「ありがたい」と思えると、安心感が増していきます。
昔の人は餓死が当り前の時代だったため、食べ物一つにも感謝していました。そうした視点を日常に取り入れてみると、心が落ち着きやすいです。
例えば、もし彼から嫌われたら、「せめて友達でいたい」「せめて顔だけでも見たい」という状態になると思います。そうした状況を想像して、「現状でも満足」と思えるようになる。などすると良いですね。

3.自分を磨く・自分で満たす
・外見や内面を磨く
・趣味やスキルを伸ばす
・仕事や勉強で成長を感じる
こうした「自分を高める行動」が、自信を育ててくれます。
「自分が魅力的だから愛されている」と思えるようになると、彼の一言がなくても安心できるようになります。

◆まとめ
質問者様は今、とても愛情深いがゆえに「不安になりやすい状態」にあると思います。
彼を信用する前に、
・自分を信用すること
・日常の小さな幸せに気づくこと
・自分磨きを続けること
これが積み重なると、「私は大丈夫」という土台ができ、不安や寂しさに振り回されなくなります。

次に彼と会う時は「ありがとう、嬉しい」で気持ちを受け取るだけにしてみてください。
「もっと言ってほしい」と求めずに、今あるものを素直に喜ぶ。
それが一番の愛情表現になり、結果的に彼からも愛されやすくなります。

ご相談者様の「大好き」が、不安ではなく安心につながるようになることを心から願っています。