変わってくれない彼氏(19歳・女性）

あなたが置かれている状況は大変苦しいものですね。摩擦を感じる恋愛は精神的にとても負担がかかります。あなたの悩みを解決するために、いくつか考えるべき点があります。

まず、彼の過去の浮気が原因で、信頼関係が深刻に損なわれていることが明白です。信頼は恋愛関係において基盤となるものであり、それが揺らいでしまうと、不安定さや不安感が拡大してしまいます。あなたが彼との電話を通じて常に繋がっていることを求めるのも、その不安からくる行動でしょう。しかし、これは恋愛の健全な形とは言えません。恋愛における信頼とは、相手を見守り、自由を尊重しながらも、相手に対する信頼感を持つことです。

彼が「別れたいなら別れるでいい」という態度を示したり、あなたが彼に依存しているかどうかを問うあなたの言葉から、この恋愛が双方にとって負担となっていることが伺えます。

ここから抜け出すためには、まず自分自身と向き合う必要があります。なぜこのように彼に依存してしまっているのか、信頼を取り戻すには何が必要なのか、そして自分が何を求めているのか。本当にあなたが望むものは、彼によってのみ得られるものでしょうか。

次に、彼との関係について真剣に話し合い、互いの感じていることを率直に伝え合うべきです。この関係が持続可能か、また改善の余地があるかを見極めるためにも、オープンなコミュニケーションは不可欠です。しかし、その構造が破壊されてしまった信頼関係を修復するのは非常に困難な場合もあります。

場合によっては、自分自身の精神的健康と幸福を優先し、関係を見直すことも必要かもしれません。愛情だけでなく、互いの自由と個性を尊重し合える関係が健康的な恋愛の形です。時には、前に進むためには離れる勇気も必要です。

最後に、この過程で感じることはすべて自然なことであり、いかなる決断も自分自身の成長につながります。自分の気持ちに正直でいること、そして自分自身を大切にすることが、あなたが幸せになるための第一歩です。

スタートは一見、関係のない話をさせていただきますね。「女は愛嬌、男は度胸」という言葉をご存じですか。そのまま受け取ると、昭和世代のジェンダー感を表しているような言葉で、女性はかわいらしくいなさい、男性は頼りがいのある男でいなさい、という意味かと思いますが・・・女性が何もしなくてもかわいらしかったり、男性が頼りがいがあったら、こんな言葉って生まれなかったのかなぁと思います。そこで私は、周りの人間模様を見て、もしかして女性のほうがもともと度胸があるのかな？そうだよな、母は強しという言葉があるし。男性も愛嬌があったほうが可愛がられる。男の人間関係こそ、下手に出る能力、愛嬌があるフリでもできないとないとやっていけないなぁ。加えて女々しいという言葉って、女性には使わないもんなぁ。なーんて、思うようになりました。
さて、それを踏まえて質問者様の文を読んだところ、まず彼に感じたことは「男って二言はないんじゃないの？！」ということ。たとえ質問者様が依存していようと、本人（彼）が別れたいと思っているならそれで話は終わりじゃないの？二言はないどころか二言も三言も出す上に気持ちが定まらないという、驚きやあきれがあります。となると、私の「男は度胸＝度胸がないから言われちゃう理論」が立証されてしまいましたね。笑
そして、質問者様の気持ちも見ていきましょう。まずは、何度も浮気をされて、お辛かったでしょう。そのたびに許して、悔しい思いもしたことでしょう。「だから」依存してしまうのだと思います。彼といつでも別れたいと思っていれば「あいつまた浮気しやがった！今度こそ周りの友達にあることないこと触れ回って人間関係だいなしにしてやろ！浮気相手にも全部チクって引かせたろ！」くらいに思えていたはずです。
私はよく友達から恋愛相談をされることがありますが、特に浮気をされたけれども別れられない、どうしたらいいのかわからないと言っている友達にこう声をかけます。「私が大事に思っているあなた（友達）が、私の知らないところで粗末にされたり、苦しい思いをしているのが耐えられない。でも、今そんな環境をあなたが望んで耐えてしまっているから別れろなんて言えないよ。結局現実は、あなたの望んだようにしか動いてくれないから別れられないだけ。別れたいと少しでも思うなら全力で協力するし、別れたくないなら今のまま何も変わらなくていいんだよ。あなたは本当はどんな付き合い方を望んでいるか、よく考えてね。」そのまま、質問者様に届けたいと思います。
最初の話に戻りますが、自分の意見もない「頼りない男性」に自分たちの関係をゆだねることは、「強く優しい」女性を必ず傷つけます。もし自分たちの関係を少しでも良くしたいと思うなら「度胸のある女性」になってください。強くなれ、ということでなく、自分の中にある女性の度胸や、自分の人生を取り戻す覚悟を持ってほしいということです。応援しています。