友人からの紹介後に上手に進展させる方法を教えてください。(27歳・女性）

男性の立場からすると、紹介してもらった女性から「2人で会おう」と言われると嬉しいものです。この時点では、「ガンガン好意を見せている」には当てはまらず、男性としても、「ひとまずのお誘い」いうのがわかっていますので、重くもなく、会いやすいです。

相手からの誘いを待っているだけだと、男性から、「前向きじゃないのかな」と思われてしまうこともあります。私も友だちから女性を紹介してもらったことがありますが、相手からの連絡があまりなく、「前向きじゃないならこちらから連絡するのもやめておこうか」と思ったことがあります。あとで友だちに聞くと、その女性は、「緊張してどうしたらいいかわからず連絡できていなかっただけ」というのがわかりました。私はその時点でもう別の女性と仲良くなっていましたので、この女性と進展することはありませんでした。

このようにもったいない状況を避けるためには、まず、「ひとまずのお誘い」をすることが大切です。
友だちが紹介してくれたわけですし、会わないということ自体が不自然なので、言葉は悪いですが、紹介してもらった以上、会うことに関しては“義務”のようなものです。
紹介してくれた友だちがあなたにとってどのような存在かにもよりますが、私の場合は、「仲よくしている（信頼している）〇〇さんから紹介してもらって、こういうご縁をもらって嬉しく思っています。ぜひ一度会ってお話しませんか？」と誘っています。こうやって言うことで、「友だちがせっかく紹介してくれたので・・・」という感じで、友だちを理由にして自然に誘うことができます。
もちろん、男性が女性からこのように言われても嬉しく、私もすごく嬉しいです。

2人で会ってからは、友だちは関係なく、そこからは2人の問題となります。紹介してもらった手前、友だちに気を使う気持ちはわかりますが、相性があるのは当然ですし、そこから関係を続けるか、続けないかというのは、友だちは関係なく、自分たちで決めることです。
その代わり、相手との状況は、数か月に1回でも良いので、紹介してくれた友だちに報告をしましょう。良くても悪くても状況を報告することで、あなた自身も紹介してもらった相手と真摯に向きあいたいという気持ちが生まれるはずですし、友だちとの信頼関係も続くと思います。

友だちに紹介してもらったからこその難しさがあるのはよくわかりますが、「ひとまず会ってみること」、「紹介してくれた友だちへの報告を時々行うこと」の2点を意識すれば、やりやすくなり、良い方向にも進みやすいと思いますのでぜひ前向きに考えてみてください。