合コンで自分の良さを効率よく相手に伝えるにはどうしたらいい？(30歳・女性）

まず、上手に話す必要はないということをお伝えさせてください。

合コンでモテるには、上手に自己アピールできる人というイメージがあると思います。確かに、合コンは時間が限られているので、効率よく自分の良さをアピールするのは大事なことなのですが、まるで就職活動の自己PRのように、しっかりとまとめて話しすぎてしまうと、男性からは、「合コンによく行って、慣れている人なのかな」と思われたり、「計算高い人なのかな」と思われたりする恐れがあります。なので、効率よく伝えるのが良いばかりではないということを覚えておいてください。それよりも、うまく言えなくてもいいので、一生懸命、誠実に、正直に自分のことを話してもらえると、男性には伝わりやすいです。完璧な人は、息苦しいと感じて敬遠されてしまうこともありますから、「自分を表現するのが苦手で…。うまく話せなくてすみません」と断ってから話してもOKです。自分を表現するのが苦手というのは、あなたの個性なので、それを無理に直す必要はなく、男性にも理解してもらえる良い機会だと思って、堂々と宣言して大丈夫です。ちなみに私は、完璧に自己PRできる女性よりも、明らかに緊張していて、つまずきながら話す女性のほうに興味を持ちやすいです。

とは言え、せっかくなら、全然伝えられないよりかは、自分なりにアピールしたいですよね。そういう時のコツとして、あれやこれやと詰め込もむのではなく、一点集中型で話す方法をご紹介します。
どういうことかというと、例えば、あなたの趣味がピアノだとします。このピアノという一点に集中し、自己紹介するのです。「私の特技はピアノです。3歳から30歳の今まで続けています。長所は、1つのことを長く続けられること、短所は、緊張しやすいところで、ピアノの発表会ではいつも緊張して、足が震えています」と、こんな感じです。特技、長所、短所、すべてピアノから持ってくることができましたよね。
あれやこれやと話そうとすると、話があっちこっちに言ってしまって伝わりづらいのですが、ピアノという軸を作り、そこから話を広げていけば、聞いているほうはわかりやすいし、話すあなたも頭の中を整理しやすく、やりやすいはずです。
上記のように、趣味から考えるのがもっともおすすめです。1つ趣味を思い浮かべて、そこから得たもの、自分の内面で新たな発見があったもの、逆に苦手だと気付いたことを、紙に書き出すなり、頭の中に思い浮かべるなりして整理しておけば、自然と伝わりやすいアピールができると思いますので、参考にしてみてください。