好きか気になるか分からない人が学校にいてでもLINEも聞けないし話せないしいても何も出来ないどうすればいい？(18歳・女性）

ご相談ありがとうございます、恋愛婚活コンサルタントのコダックです。

学校にいる別コースの子が気になるのに、LINEを聞くのも話しかけるのも難しいという状況は、想像以上にモヤモヤしてしまうものですよね。
僕自身、高校生だった頃、部活に打ち込むタイプの子が違うクラスにいて、遠目に見ては「かっこいいな」と思っていながら、どうにも近づけない時期がありました。
話しかけるだけで周囲に「○○くん、あの子を狙ってるらしいよ」とネタにされるのが怖くて、「何もできずに終わるのかな」と焦る日々を過ごしていたんです。
あなたも、学校の廊下でその子を見かけるたびにドキッとするのに、結局行動できずじまいなのがもどかしいのでしょう。
でも、いきなり「LINE教えてください」と突っ込むのはやっぱりハードルが高いですよね。
しかもスポーツ中心のコースは仲間意識が強かったりノリが良かったりで、あっという間に噂が広まるリスクもあるとなると、ますます一歩踏み出しにくいと思います。

まずは、相手にあなたの存在を少しずつアピールするところから始めるのがいいかもしれません。
例えば、廊下で見かけたときに軽く会釈をしてみるとか、顔を少しだけでも上げて目を合わせてみるとか、本当に小さい行動でも徐々に相手の視界に入る機会を作ると、「あの子よく見かけるな」という意識が芽生えてくるものです。
僕も昔、向こうはバスケ部でいつも仲間と固まっている状態が怖かったのですが、すれ違うときや部室の前を通るときには必ず目を合わせて「お疲れ様」と言うくらいはしてみたんですよ。
そうしたらある時期から、相手のほうも「どうも」という反応を返してくれるようになり、少しずつ声をかけるハードルが下がっていきました。

もしそのコースに共通の知り合いがいるなら、その人を経由して自然と会話する場面を狙うのも一手です。
「二人でどこか行く」なんて大それた話ではなく、周りの仲間を巻き込んで何かの行事やイベントのときにグループで話すチャンスを作ってもらうだけでも十分です。
僕は同じクラスに相手の友達がいたから「今度クラスの行事手伝うから、もしそっちのコースも合同なら手伝ってもらおうかな」みたいに、あえて相手と協力しなきゃならない状況を作ろうとしたこともありました。
そうすると、みんなでワイワイ話す中で相手の性格をもう少し知れたり、自然とLINE交換に流れたりする可能性が高まります。

そして、どうしても一対一で話すのが怖いなら、「まずは挨拶するだけ」と自分に許可を与えてみてはどうでしょう。
「こんにちは」と目を見て言うだけでも、まったく行動しないよりははるかに前進です。
僕は高校時代、初めて挨拶したときは、相手が「……あ、どうも」とそっけなく返してきて、すごく落ち込んだんですけど、それでも相手が「そういえば最近、廊下でよく挨拶してくれる子いるよね」と少し周りに話していたのを友達づてに聞いて、「あ、気づいてくれてるんだ」と嬉しくなりました。
やっぱり小さなことでも、行動すれば何かしらの手応えが返ってくるものなんですよね。

それに、噂になったとしても、あなたが大騒ぎするわけでなければ、その噂はいずれ落ち着くと思います。
学生の頃、恋愛の話題が周囲に広まってしまうのはある意味しょうがないことで、たとえ広まったとしてもお互いが「へえ、そうなんだ」と受け流せば大した問題にはならないケースがほとんどでした。
大事なのは、もし噂になっても「まあ、ちょっと気になるだけだし」とサラッと構えていられるメンタルを持つことかもしれません。
もちろん怖い気持ちは分かりますが、自分の恋心に素直になってみるのも、学生生活の醍醐味だと思います。

それから、あなたが「めっちゃかっこいいな」と思うたびに何もできないでいると、どんどん萎縮してしまうかもしれません。
僕が経験上感じるのは、何もしないまま卒業してしまって、後になって「やっぱり声かければよかったな」と思う後悔が一番辛いんです。
ひとことの挨拶や小さなきっかけ作りをしてみるだけでも、あなたの心には「行動した」という実感が残ります。
その行動が発展して、いつかLINE交換にたどり着ける可能性は大いにあるし、仮にダメだったとしても踏み出した自分を褒めてあげられるはずです。

よく考えてみると、相手と話す前から「LINE聞けない」「話すのが怖い」と自分で決めつけるより、「友達に協力してもらって廊下で少し話すチャンスを作る」「お疲れ様と声をかけてみる」といった小さなステップで緊張を少しずつ慣らしてみてください。
最初は震えるかもしれないけれど、それでも一言交わせただけで、状況は今とまったく違うものになると思います。

応援しています。