恋愛をするのに罪悪感がある、どう払拭すればよいか？(24歳・女性）

「自分が恋愛なんてしちゃいけない」と感じて、「断らなければ！」と思ったことは、私でもあります。
多くの恋愛を経験してきて、こうして恋愛マスターとして活動している私ですらその経験があるのですから、多かれ少なかれ、ほとんどの人は同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。つまり、ご相談者様だけではないので安心してください。こういう感情を経験して、いずれ良い恋愛ができるようになります。

「24歳にもなってまだ恋愛していない」との思いが強いようですが、別に24歳で恋愛経験がなくたっていいじゃないですか。「24歳なら恋愛の1つや2つ経験していないと」なんて、決まっているわけではありません。
「こうなければならない」という考え方はもう古臭く、今は「こうあっていい」と考える時代です。各々、生き方や考え方は違うのですから、それぞれのペースやタイミングで生きて良いのです。むしろそういう人が成功し、豊かに生きられる時代です。「大学に行かないと人生が終わり」とか、「○歳までに結婚しないとお嫁に行けない」とか、もうそんな堅苦しい時代じゃないんですよ。

それを踏まえて考えると、「私が恋愛なんて」とか、「断らなければ」と思うこと自体も、「こうなければならない」の典型例ですよね。誰が決めたわけでもないのに、恋愛をする資格がないと思い込んで行動を起こさないなんてもったいないです。もちろん、「恋愛をしない自由」というのも保障されるべきで、ご相談者様が恋愛をしたくないと思うのであれば、別に無理に恋愛する必要はないのです。好きな人からアプローチを受けてもなぜか断ってしまうのは、心の奥底で、「別に恋愛しなくたっていい」と考えている証拠ではないでしょうか。

私自身もそうでしたが、幼いころに親から、「こうなければならない」という教育を受けて、それが刷り込まれていると、なかなかこの考え方から脱却できません。決めつけるわけではありませんが、ご相談者様ももしかしたらそのクチかもしれませんね。

さて、これからどうしていくかです。恋愛とは一見まったく関係ないようですが、自分の行きたいところに1人旅に出かけたり、地域のサークルや集まりに参加したり、趣味に関するイベントに参加してみたりするなど、自分のやりたいことを、自分の意思で初めてみるのを私はおすすめしたいです。親や周りの人の許可をとらず、自分の意思で何かをやってみるのです。それを繰り返すとだんだん、「自分の人生を生きている」という感覚に包まれますので、いつの間にか自分の意思で、恋愛をするかしないかということや、お付き合いをするかしないかといったことを決断できるようになります。そして、「この人だ！」と思った時にはチャンスを逃すことなく、幸せを掴めるようになります。

繰り返すようですが恋愛マスターの私ですら同じ経験をして、似たような気持ちになったことがあります。そこから脱却したときのことを振り返ると、ご紹介したような行動をとっていたなと思いましたのでご紹介させていただきました。応援していますよ。