彼が言葉にしてくれないので、好意があるのかわからない(24歳・女性）

感情を言葉にするのは、人によって得意不得意がありますね。彼があなたに対して好意があることを行動で示しているようにも音がしていますが、それを直接の言葉で聞きたいというのは、理解できる気持ちです。相手の気持ちがはっきりしないと、不安になるものですからね。

さりげなく彼の気持ちを確かめる方法としては、彼の行動に対して素直に感謝を伝えるといいでしょう。 例えば、「夜に電話をくれて嬉しい」とか、「手を繋いでくれて、安心感があって嬉しかった」と具体的に伝えるのです。これによって、あなたが彼の行動をポジティブに受け取っていることを彼に知らせることができます。また、これが彼にとっても、あなたに対する自分の気持ちや行動を改めて考える機会になるかもしれません。

また、直接的な方法を求めないとしても、「あなたといると落ち着くな」とか「一緒にいる時間が楽しい」といった、自分の感じているポジティブな感覚を彼に伝えることで、自然と彼の方からも心を開いてくれる可能性があります。

会話の中で自然に「この前のデートで楽しかったこと」とか「あなたとの時間をもっと知りたい」という話をすることで、彼自身もあなたへの好意や思いを言葉にしやすくなるかもしれません。

ただ、最終的には、彼が自分の感情をどう表現するかは彼次第ですので、焦らず、彼のペースを尊重しながら、あなたの気持ちや望む形を伝えていくことが大切です。お互いの気持ちが正直に通じ合って、関係がより深まっていくことを願っています。

人間の心理を利用してアプローチするのが良いでしょう。
人間は、「褒められっぱなし」だとなんだかムズムズするものです。例えば職場の同僚から、「○○さん、すごいですね。こんなふうにできる人なんてなかなかいませんよ。素晴らしいです」と言われたとします。こういった時に、「ありがとう」と返答するだけではなんだかムズムズしませんか？　「ありがとう」のあとに、「いやいや、○○さんもいつも真面目に取り組んでてすごいですよ」というように相手のいいところを見つけて褒めようとしませんか？
このように人間は、褒められる（好意を示される）と、それを受け取るばかりではなく、なんとかお返しをしたいという心理が働きます。この心理を利用し、ご相談者様のほうから彼に、「好き」とか「かっこいい」という言葉を掛けてみてはいかがでしょうか。例えば、ふとしたときに、「○○くんのそういうところかっこよくて好きだなぁ」とつぶやいたり、「○○くんは誰にでも優しくて素敵だね。そうそうできるものじゃないよ」と褒めたりしてみてください。すると彼は褒められっぱなしだとムズムズしてしまい、「○○ちゃん（ご相談者様）もすごく優しいじゃん。そういうところは好きだよ」というように返してくれる可能性が高まります。こうして2人の間に、「褒め合っていい雰囲気（好きだと言っていい雰囲気）」が生まれれば、以降はお互いに好意を伝えやすくなるはずです。

私自身、多くの恋愛をしてきたものの、「男たるもの女性にデレデレしてはならない」という意識がどこかにあり、積極的に好意を示したり相手を褒めたりすることに抵抗を持った時期もありました。そういう時に相手から「好き好き攻撃」を一身に受けたり、「かっこいい」とか「優しい」とか「面白い」とかいっぱい褒められたりしたときは、「自分もお返ししたい」とか、「自分も言っていいんだ」という気持ちになり、愛情表現がしやすくなった経験がありました。
手を繋いだり夜電話をかけてきたりして、彼がご相談者様に好意があるのは確実ですから、あとはいかに引き出すかだけだと思います。ぜひ上記の内容を参考にしてみてください。