自分は幼なじみのことに好意を持っているが、相手は自分を幼なじみとしか思ってない。どうやってアプローチすればいい？(18歳・女性）

私はギャップを感じさせることが大切だと思います。私が男性目線で、女性の幼なじみにドキッとした経験をお話します。
私にも小学生のころから仲の良い幼なじみが何人かいたのですが、その中の1人は、体育会系で、性格も「おてんば」でした。その子は昔から勉強があまり得意ではなく、「勉強よりも体を動かすのが好きなタイプ」でした。しかし、高校生の時に連絡を取り合っていると、その幼なじみから「この前、村上春樹の小説読んだんだけど、面白かったからミラクルボーイも読んでみなよ」と言われたのです。私はその時、「え、この子も本を読むんだ。しかも村上春樹！？」と思い、意外な“知的な部分”を見た気がして、なんだか急にドキドキし始めたのです。「こんな小さなことで？」と思われるかもしれませんが、こういうほんの小さなギャップでも、恋心のきっかけになることはあるのです。

ご相談者様はお相手と時間が合わずなかなか遊ぶことができないとのことですので、連絡を取り合う中でちょっとしたギャップを感じさせるのがおすすめです。ご相談者様のもともとのキャラクターや相手との関係性にもよりますが、上記のように「知的なところを見せる」というのは1つの手ですし、もしすでに知的で真面目キャラであれば、「天然でおバカなところを見せる」というのもギャップになります。ちなみに、「夢を語る」というのもギャップを感じさせやすいです。幼なじみに対してはどこか「いつまでも子ども」というイメージがあるもので、そんな幼なじみが急に「将来はこの町の発展に貢献したいんだよね」とか、「仕事を頑張ってたくさん稼いで、大きな家に住むのが目標だよ」とか言ってるのを聞くと、相手の成長を感じ、「自分の手の届かないところに行ってしまうのではないか」という不安もあいまって、気になる存在になることがあります。これも私は実体験で感じています。

このように、私はまずギャップを感じさせることから始めるのをおすすめします。相手がドキッとしてくれると自然と会話が弾むようになったり、時間がない中でも、一緒に遊ぶ話が出るようになります。「幼なじみ」というのは恋愛では明らかに武器の1つですので、ぜひその関係性を生かし、アプローチしていただけたらと思います。