人脈が広いせいで振られた。価値観が合わなかったということ？(18歳・男性）

私も人脈がかなり広いほうなので、彼女や妻を嫉妬させたことが何度もあります。彼女がいたり、結婚していたりというのがわかっているというのにLINEで食事に誘ってきたり、ひどい時には、妻と一緒に出掛けているときに外出先でばったり会った知人女性が、「また飲みに行こうね～」なんて言ってきたこともありました。もちろん妻はいい顔はせず、かなり気まずい空気が流れました。私自身は妻を傷つけるつもりなど毛頭なく、人脈が広いのはいいことだとばかり思っていたので、余計に悲しさと悔しさが募りました。

こういったことを繰り返すうちに、私はあることに気付きました。それは、「彼女（妻）は人脈が広いことを責めているのではなく、ほかの女性と親密になりそうな場面で毅然とした態度をとり、一線を越えないようにしているかを見極めようとしている」ということです。
例えば上記のように、彼女や妻と一緒にいるときに「また飲みに行こうね」と言われたら、「あっ、うん、そうだね、またね」と返すのではなく、「ごめんごめん。ご覧の通り、今は大切な彼女がいるからさ、もうほかの女性と飲みに行くつもりはないんだ。ごめんね！」とこんな感じで、断り、あえて断るところを彼女に見せるのです。「今は大切な彼女がいる」という言葉をさりげなく混ぜるのもポイントで、これをあえて彼女に聞かせて彼女を安心させます。誘ってきた女性も彼女の前でこんな宣言をされたら、「もう手を出せないな」と思うはずでしょうし、それは彼女にも伝わるでしょうから、「よくぞちゃんと断った！」と感じて、彼女からの評価が上がります。
先述したように、私は人脈が広いせいで悲しみや悔しさを味わってきたので、これはその末に習得したテクニックであり、とても効果がありました。これを使えば、「彼女の目の前で女性から誘われる」というシチュエーションですら、彼女からの評価を上げる武器になります。

女性の立場で考えてみるとわかりますが、女性は人脈が広いことを責めて不安になっているのではありません。女性から誘われたり、一線を越えてしまいそうなときに、「この人は毅然と断ってくれそうにはなく、流されてしまいそう」だと、不安になっているのです。そのため、上記の方法をはじめとして、「俺にとって1番大切なのは間違いなく君だ」とか、「ほかの女性からの誘いは絶対に断る」というのを日頃からアピールしておけば彼女を安心させることができますよ。