一回り年上の男性から恋愛対象かどうか聞かれた。対象外の場合、何と答えるのが良い？(36歳・女性）

恋愛において直接的な質問を受けたときには、相手の気持ちを尊重しながら自分の考えを率直に伝えることが大切です。その場を丸く収めたいというご希望がありますので、答え方には配慮が必要ですね。

もしもあなたがその男性を恋愛対象として見ていない場合は、例えば「ご興味を持っていただきとても光栄ですが、私はまだ心の準備ができていないかもしれません。今は少しずつ出会った方々との関係を大切に築いていきたいと思っています」と返答することで、相手に対する敬意を表しつつ、友人としての関係性を求めていることを伝えられます。

この返答は、断ることによるショックを最小限に抑えながら、友好的な関係を保つ扉を閉ざさない提案です。相手の提案を拒否しつつも、お互いが尊重し合える範囲を示しているため、その場を円滑に進めることが可能です。

または、「あなたとの会話はとても楽しかったですが、私は自分自身にもう少し自信を持てるようになりたくて、今は恋愛よりも自己成長に焦点を当てているんです。だから恋愛対象かどうかをはっきりとお答えすることは難しいのですが、友人としてなら一緒にいろいろな話をしたりできたらいいなと思います」という返答も、相手に対するリスペクトを示しながら、今のあなたの優先順位が恋愛ではないことを表現できます。

どちらの方法も、「はい」または「いいえ」という単純明快な返答を避け、より柔軟に自分の立場を表現しています。ただし、どのように答えるかは、その男性とのやりとりの中で感じた相性やあなた自身の気持ちにもよります。重要なのは、はっきりとした拒絶ではなく、丁寧な言葉を選び、相手の自尊心を傷つけないようにすることです。

私がこの男性の立場だとしたら、はっきりと言われたほうが助かります。ないならないではっきり言われたほうが、諦めがつきます。逆に気を使われたり、取り繕われたりしたほうが嫌です。
私は女性からはっきりと「恋愛対象外」と言われたことが何度もありますが、本気で好きになった人に対しては、めげずにアプローチをしました。その結果、お付き合いできたこともあります。このように、対象外だと言われても、立ち上がる人は立ち上がってきます。むしろ対象外だと言われたからこそ、やる気を出して燃える人もいます（今回のケースで彼にやる気を出されたら困るかもしれませんが、あくまでそういう人がいるという話です）。

ただ、少々失礼かもしれないというあなたの心配もよくわかります。どうしてもズバッと言いにくいのであれば、冗談交じりに伝えるのも1つの手です。例えば、「30代の人を探しているんです。すみません。10年前に現れてきてほしかったです（笑）」とか、こんな言い方はどうでしょうか。ポイントは2つ。ターゲットは30代の人と心に決めて参加しているため、あなたがどうあがいてもどうにもならないと伝えること。そして、「あなた自身がまったくダメだというわけではなく、早く出会えていれば可能性があったかもしれないです。まぁ、今となってはもうどうしようもないけれど」というのを伝えることです。こうすることで悪印象を与えず断ることができます。
笑って受け流すというのは一見差し障りのない断り方のようですが、それが相手にとって一番優しくありません。ズバッと言うか、それができないなら冗談交じりで断るか。いずれにしても何らかの返答するのは大事なことですので、それを意識してみてください。