1人1人と話す時間がとても短い中、聞き上手になるのと、自分のことを話すのとどちらを意識するべき？(28歳・女性）

婚活パーティーでの限られた時間を生かした最善な対応は、自分を知ってもらいつつ相手に対する興味を示すバランスの良いコミュニケーションです。この場では、50/50のルールを心掛けることをお勧めします。つまり、自分の話と相手の話を半分ずつにするのです。

初めに相手に質問することで、情報を得つつ関心を示します。続いて、その話題に関連する自分の体験や意見などを共有することで、相手に自分自身を知ってもらう機会を作りつつ、会話を活性化させることができます。

具体的なテクニックとしては、相手が言ったことをうまくフックにして自分の話題を織り交ぜること。例えば、相手が旅行好きだと言ったら「そうなんですね、私も昨年、〇〇に行って、特に◯◯が印象的でした」といった形で自分の経験を軽く挟むのです。このやり取りは、あなたがしっかりと相手の話を聞いていることを示し、自然と自己開示にもなります。

また、自分の話をする際には、相手の反応に耳を傾けることも大切です。関心を持ってもらえそうなエピソードや情報を選んで伝えることで、興味を引きつけ、記憶に残りやすくなります。

ご質問の中で「どちらを意識するべきか」とありますが、重要なのは相互性です。聞き上手になることも自分を表現することも、相手との関係構築に不可欠です。会話のキャッチボールが上手になることで、印象に残るだけでなく、相手にとっても心地良い時間を提供できるでしょう。

忘れてはならないのが、ポジティブな印象を持たれること。ポジティブな話は感情を動かしやすく、良い印象をもたらします。どんな小さな話であっても、前向きな感情を結びつけることで、次に繋がる可能性を高めましょう。