マッチングアプリで結構なアイドルのファン(オタク)をやってることを切り出すタイミング・切り出し方(29歳・女性）

あなたが抱えている心配は非常に理解できます。自分の情熱を共有することは、関係を深めるうえで不可欠な一歩ですが、過去の経験がその勇気をくじいてしまっているのですね。ここは、あなたの「オタク気質」を前向きに切り出して、お互いに理解し合える良い機会に変えてみましょう。

まず大切なのは、自分の趣味を隠す必要は全くないということを心に留めることです。趣味を共有することで、互いの個性や価値観を知り、理解を深めることができます。オタクであることは、あなたの人柄の一部であり、それを受け入れてくれる人こそ、良いパートナーの条件です。

切り出し方としては、「自己紹介の延長」と考えると自然です。例えば、会話が弾んできたところで、「実はK-POPが大好きで、コンサートに行ったり、グッズ集めをしているんだ」とリラックスして話してみてください。その際、その趣味があなたにとってどのような意味を持つのか、なぜそれに熱中しているのかを共有すると、相手に理解してもらいやすくなります。

タイミングについては、「自然な流れで、早めに」がベストです。早い段階で共有することで、相手があなたのことをより深く知る機会を提供し、趣味に対する理解や受け入れの姿勢を見ることができます。もし相手が引いてしまったら、それは単に二人が合わなかったということで、あなたにとってはより適した相手を見つけるための過程です。

また、相手があなたの趣味や情熱を受け入れるかどうかは、その人の価値観や柔軟性を見極める良い機会でもあります。相手が理解を示すか、もしくはあなたの趣味に興味を持ってくれたら、それは非常にポジティブな信号です。逆に、趣味を理由に否定的な反応を示す人とは、長期的な観点で見ても上手くいきにくいかもしれません。

重要なのは、自分自身を偽らず、あなたを「あなたたらしい」ものとして愛してくれる人と出会うことです。あなたの趣味や情熱は、あなたにとっての素晴らしいアイデンティティの一部であり、それを尊重し、共感してくれる人との関係は、より充実したものになるでしょう。

オタクでも程度はさまざまですが、あなたの場合は恋愛にも影響を及ぼすレベルですね。趣味への理解がある人との交際でないと、またあなたが傷ついてしまいます。今後もしかしたら、恋愛によってその趣味の形（程度）が変わっていく可能性はありますが、現時点での推し活を受け入れてくれる人を探した方が良いでしょう。過去にオタク具合を引かれてしまったことがある事実も話せるぐらいに、仲が良くなれるかが鍵です。
でもそんな人いるの？って思いますか。間口は当然狭くなります。ただ、隠せば隠すほど言いづらくなりますし、早目のうちにカミングアウトした方が楽ですよ。それで引かれたら“彼とは縁がなかった”と思うしかありません。

デートの際に恋愛観や趣味の話を切り出し、その流れで話すのが良いでしょう。また、あなたが理解を求める以上、お相手の趣味も受け入れる姿勢はとても大切です。また、受け入れられるレベルについても聞いていきましょう。部屋にグッズがあると驚いてしまう方はいらっしゃいます。でもいきなりお家にお招きするわけではありません。それまでの関係づくりが大切です。「K-POPのアイドルが趣味で、ライブに行ったり、グッズを買ったりしてるんだよね」や「オタクでも良いってタグを登録してくれていたけど、〇〇くんの趣味って？」など、自分がどういう風に聞かれたら嬉しいかを想定しながら話すのが良いでしょう。推し活をすることで、恋愛にかけられる時間やお金が減る傾向はあると思います。そこの価値観も話してみて。

“～は分かるけど、～～は理解できない。”など、お相手に線引きされた場合も、落ち込みすぎない。あなたが変わるか、受け入れてもらうかの二択です。「そっか。そうだよね。〇〇くんが嫌なら、～～は控えるね。」など、柔軟に対応してみてください。もちろん、そこで無理をせず、自分を貫き通すのもひとつの選択肢です。ただ、出会いの幅を自分から狭めてしまっていることは自覚して行動してみて下さいね。趣味も、恋愛も楽しめることを願っています。