孤独です。(36歳・女性）

あなたの感じている孤独や苦悩に心から共感します。恋愛や結婚、人生の意味を模索する中で感じる痛みは、とても重く深いものです。しかし、どうかあなたの価値や生きる意味が、結婚や他人との関係性によってのみ定義されないことを忘れないでください。

まず、大切なのは自分自身との向き合い方を見直すことです。趣味や特技、熱中できるものがないとのことですが、これはまったく問題ありません。多くの人が、自分自身を理解し、自分だけの幸せを見つけることは一生の旅です。趣味や特技がないからといって、あなたの価値が何ら減るわけではありません。

自分自身の小さな幸せや喜びを見つけ、その瞬間瞬間を大切に生きること。これがすべての人にとっての基本であり、それが積み重なることで大きな幸せへと繋がっていきます。例えば、日常生活の中で心地よい瞬間、例えば好きな食べ物を味わう、自然の中で深呼吸する、気に入った音楽をゆっくり聴く、それが小さな幸せかもしれません。

一途であること、人を好きになるのが遅いことも決して短所ではありません。愛情を深く、じっくりと育むことができる素晴らしい性質です。今までの恋愛が上手くいかなかったのは、相手との相性やタイミングだったのでしょう。それは、あなたに問題があるわけではなく、誰もが経験する恋愛の一部です。

自分の価値を人の目や結婚といった外部要因で決めつけないようにしましょう。あなた自身の内側にある価値や幸せをより追求し、自分らしい生き方を見つけてください。もし、現在の孤独や苦悩が強すぎる場合は、心理カウンセラーや専門家に相談することも有効です。

敢えて新しいことに挑戦してみるのも、新たな自己発見や喜びにつながります。小さな一歩が、あなたの人生に大きな変化をもたらすかもしれません。自分を信じ、自分自身の人生を大切に。

あなたが安心して安定した幸せを見つけられるように心から願っています。あなたの生きる意味や価値は、今ここで息をしていること自体に既にあります。不安や孤独を感じる瞬間も人生の一部ですが、それを乗り越えた先には必ず新たな希望が見つかります。

かなり深刻なお悩みだと受け取りました。少しでもお力になれたらと思い、回答させていただきます。

私も1週間ほど前に37歳になったばかりで、ご相談者様と同い年か1つ年上の同世代です。結婚こそしていますが、子どもがおらず、家も持っていませんので、持ち家があって子どもとワイワイ楽しそうな同世代の様子を見たり、「これからどうするの？（家買わないの？子ども作らないの？）」なんて親から焦らされたりするとストレスが溜まります。どの年代もそうなのでしょうが、我々のアラフォー世代というのはとかく周囲と比べてしまったり、視線が気になったりする年齢なのだと思います。決して恋愛だけしていれば良いというわけでもなく、仕事も忙しいですし、体力も落ちていきますし、ほんと生きるのって大変だと痛感します。

ひとまずできることと言えば、考え方を変えることでしょうか。
ご相談者様は孤独を感じているとのこと。ですが、これまで出会いがなかったわけではありませんよね。相手に問題があったとはいえ、8年間で3人と付き合っています。お金にだらしない人、家事にかなり厳しく同居希望の人、最後は大事な話し合いから逃げる人・・・。たしかに問題はありそうですが、別れを選んだのはご相談者様自身です。これで「孤独だ」というのは無理があるように思います。孤独を感じたくなければお金にだらしなくても付き合い続ければ良かったでしょうし、家事に厳しくても同居希望でも付き合えば良かったのです（もちろん付き合い続ければ、孤独は感じなくとも嫌な思いをして別の問題が生じるでしょうが、それはまた別の話です）。

人生の選択をするのは自分自身です。悪い人と付き合うのも、別れるのも、新たな出会いを求めるのも自分自身です。そう考えると周りと比べる必要はなく、自分の思うままに生きて、自分の都合の良いように考えて行動したら良いのです。

私も周りの同世代を羨むことはあるものの、その周りの人たちが果たして幸せかというとそうではないと思うこともあります。家を買ってもローンの返済で苦しそうですし、子どもの学校行事に翻弄されたり、子どもが熱を出せば仕事を早退してすぐに駆けつけなければならず同僚からは白い目で見られたり、やっと手がかからなくなったかと思えば反抗されたり非行に走ったり犯罪で捕まったり。
ご相談者様の周りも、結婚して子育て中で、もう子供も小学生・・・とのことですが、彼らが幸せかというとそうとは限りませんよ。

地球は年々暑くなっています。戦争もなくなりません。人口も減少しています。物価も上がっています。生きているだけでストレスが溜まります。ご相談者様も、「消えてしまいたい」と思うような世界です。さぁ果たして、この世界に新たな命を生むことが正解なのでしょうか。生まれた子どもがご相談者様と同じようにストレスを抱えて、孤独を感じて、辛い思いをするかもしれません。そう考えると、周りが結婚しているからとか、周りが子どもを作っているから、ということで焦りを感じたり恋愛をしなければと思ったりするのは、間違っていると思いませんか。自分自身の意思で、覚悟を持って行動するべきです。

ご相談者様はおそらく上記のように考えたことはこれまでなかったのではないでしょうか。
我々はまるですべてを知り尽くしたかのように、「もうできることなんてない」と感じて悲観し、消えてしまいたいと思うことがありますが、まだまだこの世には触れたことのない考え方が存在しますし、しなければならないこと、努力の余地、改善の余地はいくらでもあります。

好き勝手に戯れ言を言わせていただきましたが、このようにしていろいろな人の意見を聞いてみるのはすごく大切ですし、今回のようにご相談されたのも貴重な一歩です。

今回は気持ちの部分に焦点を当ててお話しました。消えてしまいたいと言われていたので、そちらのほうが大切だと思ったからです。
今後、恋愛において具体的な行動をとっていきたいと思われるようでしたらご相談に乗りますので、ぜひまたご相談ください。

最後になりますが、私は子どもを持つことを否定しているわけではありません。子どもを生み、育てるのは素晴らしいことで、私自身もいずれは子どもがほしいなと思っています。しかし、それにはやはり相応の覚悟が必要であり、「周りがこうだから」といって自分の人生や生まれてくる子どもの人生が左右されるようなことがあっててはならないということを申し上げたかったのです。不快な思いをされた方がおられましたら申し訳ございません。

Q：私はこのまま生きている意味や価値はあるのでしょうか。
A：生きている意味や価値は自分で見出すものです。

わたしも昔、質問者様のような窮地に立っていたことがありました。（その時は恋愛ではなく、仕事でノイローゼ気味になっていた時ですが…）
「生きている意味って何だろう」とか「事故に遭って仕事を休みたい」。
「死んだらどうなるんだろう」「来世ってあるのかな」と考えるが、考えれば考える程怖くなって「死にたくない」と思ったり。
色々ありましたが、結局答えは見つかりませんでした。
その後、転職や自己啓発セミナー、結婚など様々な人生経験を経て思うことは、
生きることは自然の摂理で無色透明なもの。意味や価値は自分で後付けする。
ということ。

人によって“生きがい”は違います。
・仕事に生きる人。自己啓発に励み常に上を見据えてキャリアアップを目指す
・趣味に生きる人。仕事は仕事と割り切りいつも定時帰り。自分の時間を大切にする
昔は、定時で帰る先輩を軽蔑のまなざしで見ていたこともありましたが、先輩にとっては仕事以上に大切にしているものがあったのでしょう。
その“生きがいを”若いうちに見つけられた人は幸運だと思います。

◆趣味も特技も何かに熱中するものも、小さいときから何もありません。
個人的な意見ですが、36年生きて「何もない」ということはまずないと思います。
自分では気付いていないだけで、他の人から見れば輝かしい「何か」は必ずあります。
これは自己啓発のセミナーで聞いた言葉ですが、
・どん底に居る時はそれ以上下がる事は無い
・失敗の経験は武器になる
なぜなら、人は誰もが「失敗したくない」と思うため。
婚活の経験談を婚活初心者に聞かせてあげるだけでも、初心者にとっては有益な情報となります。

わたしは昔からエンジニアをやっていましたが、ママさんばかりの集まりやお爺ちゃんおばあちゃんの集まりの中では「パソコン触れるなんてすごい」と言われたりします。
自分では当たり前に思っていることも、人や環境が変わると凄いと思われたりするもの。
人から褒められたことのある経験や特技は質問者様にとっての武器となり得るものです。

◆今後について
大事なのは質問者様自身がどうしたいか。
質問者様は帰属意識が強く、結婚に対して強い価値観を持っているのだと思われますが、それが全てではありません。
このまま婚活を進められるのも良いですし、現実を見据えて別の生きがいを探されるのもまた一手だと思います。
仕事も一発で天職を見つけられるとは限りません。色んな失敗経験を経て徐々に近いづいていくものです。
何をしたらいいのか分からない場合は、とにかく色んなものに手を付けるのが良いです。その中で自分の感情が動くものを探してみると良いですよ。

もし婚活を続けるのであれば、不安を払しょくすることと、現実的な視点を持つこと。
不安や焦りの気持ちは言葉や態度に無意識に出て、相手もそれを感じ取ったりしますから、自分を卑下しないこと。
好きな気持ちよりも、一緒にいて気が楽な人を優先してお付き合いをされるのも良いと思います。
結婚して何年もたつと「好き」という感情は薄れて、「家族」や「絆」に近い感覚になってきます。