マッチングアプリで業者の見分け方について教えてください。(25歳・女性）

目的によって特徴は若干異なります。

◆マルチ商法の場合
・初めはいい人
・人に会わせようとする
・恋愛より、夢やお金の話が多い
表向きは普通の会社員で片手間に活動している事が多い印象。
信頼関係が大事なことを知っているので、序盤のデートでは普通にいい人に見えます。
ただ、ある程度仲良くなったタイミングで、やけに仕事やお金、夢といった話題が多くなり「時間や場所に縛られない働き方」「夢をかなえる」そんなワードが目に付くようになります。
友達を紹介してきたり「合わせたい人が居る」と言ってきたり、パーティーやイベントに誘ってくる場合は要注意。会員に囲まれる可能性があります。
恋愛・婚活は基本的に1対1で密かにしたがるもの。
早い段階で人に合わせようとしてきたり、恋愛ではなくお金や夢の話が多いと感じたら警戒した方が良いです。

◆宗教勧誘の場合
・平凡な人が多い
・積極的に会おうとしてくる
・友達を紹介してくる
・「幸せ」というワードが多い
宗教勧誘はどちらかと言うと平凡な人に多い印象。
わたしも女性に2人がかりで勧誘されたことがありますが、その女性は仕事はパートで趣味はyoutube鑑賞。と至って普通の人でした。
特徴は初めからやたら積極的な事。会うまで宗教の事はおくびにも出さないこと。
接点が無かったり、自分が魅力的な人間でなくても近づいてきます。
むしろ、平凡な人の方が「今の生活に満足していないだろう」と思われるので、目を付けられやすいです。
また友達と2人がかりで勧誘してくることも多いです。「友達と一緒でもいい？」と聞かれたら警戒した方が良いでしょう。
先ほども説明しましたが、恋愛・婚活は基本的に1対1で密かにしたがるものです。

◆業者の場合
・別のメッセージツールに誘導する（会員登録しないと利用できない　など）
・師匠に会わせようとする
・お金や権威性のアピールをしてくる
・羽振りがいい
マルチ商法と似ていますが、こちらは「自分はお金を持っている」「すごい実績がある」という事をアピールしてくることが多いです。
また、自然な流れで「こっちの方が連絡付きやすいから」などと言い、会員登録制のアプリに誘導してきたりします。
平凡な人なら「師匠に会って欲しい」と言い、営業トークがが上手な“自称”お金持ちの人に紹介したりします。
最初はいい人なので、ついつい話を聞いてしまいがちですが、お金のにおいを感じたら警戒した方が良いです。

大事なことは目的を見失わないこと。
お金や自由、幸せになる事は大事ですが、主な目的は恋愛・婚活です。
「自分の事を見ていないな」と感じたり、主導権を握ろうとしてるのを感じたら、心を許さない方が良いです。