マッチングアプリで実際に会うとなると億劫になってしまう。どうしたら良い？(22歳・女性）

知らない人と会うことは、どうやってもストレスが溜まりますし億劫にもなります。交際相手探しだけを目的とせずに、社会勉強の一環と思って有意義な時間にしましょう。

私は以前、マッチングアプリを利用していて1年間で30人ほどの男性とお会いしました。そのうち交際に至ったのは3人です。多い時では、週末の２日間で５人に会ったこともあります。私の場合はかなり予定を詰め込んでいましたが、婚活という大義があり「やらなきゃ」と思って無理してやりくりしてました。それでもやっぱり貴重な休みの日に知らない人と会うのは億劫だし、ドタキャンしたい気持ちの時もありました。「こういう人がいい」という自分の思い込みを打ち破るために、明らかに自分の好みのタイプではない人ともマッチングして会ったりしていたので、実際に会ってみたら「間違った、帰りたい」と思うことも何度もありました。それでも続けていたのは、お相手探しだけを目的とせず、探究心を持ったからです。

やり取りしていて「いいな」と思った相手と会ってみても、そのままいい感じでお付き合いできることってとっても稀なケースです。メッセージでは弾んだのに対面すると目を合わせて会話することができない人、会ってみたらプロフの写真と全然顔の違う人、紳士的だと思っていたらいきなりホテルに誘う人、実際に会って見ると残念な男性はたくさんいます。時間を無駄にしてしまったなと思う反面、私はこういうのを楽しめる性格でもありました。マッチングアプリで真剣にお付き合いできる相手を探すためには、男性を見極める目を養う必要があると思います。やはり現実の出会いとは違うので、変な人も危ない人もたくさん登録していて騙されそうになることもあります。その辺を見極めることができるようになるためには、実際にそこそこの人数と会ってみる必要があり、その中で傾向と対策を考えなければならないと思います。それを億劫に感じてしまうかもしれませんが、私は「どういう人なら付き合ってもいいのか」を考える指標を設ける勉強だと思って楽しんでいました。

初回に会う時は、お茶だけとかランチだけとかあまり時間をかけないようなデート内容を組んで気持ち面での負担を少なくし、会ってみてイマイチだった時も「こういう相手とは次回はマッチしないようにしよう」と前向きに捉えるスタンスで挑むのがおすすめです。せっかくアプリを使用しているのだから、会うよりも先に進むことに戸惑っていてはもったいないです。