既婚者かどうか聞いたら喧嘩になった。どのように聞けば良かった？(35歳・女性）

彼は自分なりにうまく隠していたつもりなのに、疑われてしまい、どうしていいかわからず、何も悪くないあなたに腹を立てたのでしょう。やましいことがなければ本来は、「既婚者ではないよ。疑われるようなことをしてごめんなさい」と謝るのが普通ですから、ケンカに至るほど彼が怒ったということは彼に何かしらやましいことがあるのです。
恥ずかしながら私も恋人に隠し事をしたことがありますが、疑われると大体、悪くもない彼女のことを怒ってしまいます。「は？何言ってんの？なんでそうなるの？わけわかんないよ」と、こんな感じで、特に意味のない言葉を矢継ぎ早に繰り出してしまいます。

質問の本旨とは逸れるかもしれないのですが、私はケンカになってよかったと思います。なぜなら、ケンカになったことで彼にやましい部分があるということがわかったのですから。これが、ケンカにならず、上手に嘘をつかれて付き合い続けられていたら、あなたはあとでもっとひどいことに巻き込まれていたかもしれません。

とは言え、相手の心情を逆なでしないような探り方ができるのであれば、そうしたいですよね。そのためには、直接的な聞き方をするのではなく、遠回しに匂わせることがおすすめです。具体的には、「私、既婚者との恋愛だけは絶対に許せなくて、するつもりもないし、既婚を隠して恋愛をする人、生理的に無理なんだよね。実際、前にそういう人がいてさ・・・」と、雑談の中でそれとなく伝えます。もし彼が既婚者であれば、これを聞いてあなたの前から消えていくことでしょう。既婚者でなければ、「そうだよね。それは僕も良くないと思うよ」というように共感してくれるはずです。嘘をついて付き合おうとしてくる人は、「えっ？前に既婚者と付き合ったとき、どんな感じだったの？」と、興味深く聞いてきます。自分と同じような人との恋愛がどのようなものだったのか、どんなに顛末になったのかを知りたくて興味津々になるはずです。これで既婚者を見極めることができます。

直接的な聞き方をしてあえて彼を怒らせ、嘘をついているか見極めるもよし、遠回しに匂わせて彼の態度から判断するもよしです。いずれにしてもやましいことがない人は怒ることなく、真摯に応じてくれますから、あなたの好きなほうのやり方で見極めてください。