合コンで一人だけ先に帰るのはよくない？(20歳・女性）

私は、合コンで先に帰っても問題ないと思います。その代わり最初に宣言しておくことをおすすめします。

先に帰ると場の雰囲気を壊すのではないかとか、お堅いイメージがついてしまうのではないかとか、心配になる気持ちはとてもよくわかります。と言いますのが、私も長い間、実家暮らしをしていたこともあり、社会人になってからも門限があって、合コンでは途中で帰ることが多かったからです（男性だというのに、信じられないと思いませんか？わりと厳しい家庭だったのです）。
最初のころはあなたと同じように連絡先を交換できず、参加者の女性とも仲良くなれず、どうしたものかと悩んだのですが、その末に辿り着いたのが、最初に宣言しておく方法で、これを編み出してからは、「むしろ先に帰ったほうが良いのではないか？」と思い始めたほどです。

具体的にご説明します。
まず自己紹介の時に、「今日は22時までしかいられなくて・・・申し訳ないです。でもその分、たくさんお話して、みなさんと仲良くなって帰りたいと思います。よろしくお願いします！」と言うようにしています。ポイントは、「早く帰るのでその分、密度の濃い時間を過ごしたい」と宣言することです。こうすることで、場の雰囲気を壊すことなく、むしろ合コンに対して前向きな姿勢をアピールできます。また、人間は、たっぷりと時間を与えられるとダラダラと過ごしてしまう傾向にあるため、「〇時まで」とリミットを決めると、充実した時間を過ごすことができます。締切がなかったり時間に余裕があると後回しになりがちですが、締切が決まっているとそれに向かって頑張れるのと同じです。
この最初の宣言によって男性陣も、「時間が限られているなら、この子とは優先して話をしておかないといけないな」と思いますので、他の女性と比べて優先して話が振られるようになります。連絡先の交換も、「時間がないなら、とりあえず交換しておきますか！」という感じで、わりと早い段階で、交換しやすい雰囲気が生まれます。

このように、1人だけ早く帰らないといけないという状況を逆手にとって、むしろ自分に有利な状況にすることもできますので、前向きに考えていきましょう。
ちなみに、早く帰らないといけないのが「門限のため」という理由は、伏せておいたほうが良いです。
お堅いイメージがつく、とまではいかないかもしれませんが、「厳しい家庭なのかな」と感じて、男性が手を出しにくくなったり、二の足を踏んでしまうのは確かです。もし、「このあと何かあるの？」と言われたら、「ちょっと予定が・・・」と言いましょう。「予定が・・・」と言えば、次の予定があるのか、明日の朝が早いのか、いろいろと理由は考えられ、あとは聞いてきた人の想像に任せましょう。門限というのもある意味で、「時間までに家に帰らないといけない」という“予定”があるということですので、決して嘘をついているわけではありません。

繰り返しになりますが、上記のように、早く帰ることで生まれるメリットもありますので、前向きに参加して、限られた時間の中でしっかりとアピールすると良い出会いがあると思いますよ。