元カレのこと(21歳・女性）

初めまして、林です！

僕もかつて、「前の恋愛を引きずっている時期」に新しい出会いがあって、自分でも気持ちの整理ができていなかった経験があります。
だからこそ、相談者様が感じているモヤモヤや疑問に対して、男性視点でお伝えできることがあると思い、回答させていただきます！


「頭の整理がついてなかった」とはどういう意味か？

これは男性がよく使う言い回しですが、かなり曖昧な表現ですよね。

端的に言うと、

前の恋愛感情や思い出が心に残っていて、新しい恋愛に真剣に向き合う準備ができていなかった
という意味です。


もっと噛み砕いて言うと

男性は、失恋や別れを「あとからじわじわ感じる」傾向があります。

女性が別れた直後から感情を整理していくのに対し、
男性は「大丈夫」と思いながらも、日常のふとした瞬間に過去の恋愛がぶり返してくるんです。

たとえば：
•「前の彼女が好きだった曲を聴いてしまった」
•「今の相手と比べてしまって自分を責める」
•「別れた理由が本当は納得いっていなかった」
など、過去への感情が未消化なまま残っている状態。

つまり「頭の整理がついてない」とは、心の中にまだ前の恋愛が残っていて、新しい恋に集中できない・進めない自分を自覚している時に出てくる言葉です。

心理的な背景として

この言葉を口にする男性の多くは、決して相談者様のことを軽く見ているわけではありません。

むしろ「中途半端な気持ちで向き合うのは失礼だ」と思っているケースも多いです。
ただ、自分自身の気持ちの整理ができていないため、「ちゃんと向き合えない自分」に葛藤している場合がほとんどです。

僕自身、そういう状態のときは本当に混乱していて、「今誰を大事にしたいのか」がわからなくなっていました。


相談者様がどう受け止めればいいか

この言葉を聞いたとき、相談者様がどう感じたかが一番大事です。
•「本当は私のことを好きじゃなかったのでは？」
•「前の彼女の方が大事だったのかな…」
とネガティブに捉える気持ちもわかりますが、

実はこの言葉、まだ未熟だった自分の“言い訳”であることも多いんです。

つまり、“当時はあなたのことを大切にしたかったけど、過去の恋愛に縛られてうまくできなかった”という、悔しさや反省の気持ちが含まれているのです。

その言葉が出たのは、彼が過去と向き合えていなかったからこそ。
そして今、それを振り返っているということは、少なからず相談者様のことを真剣に考えた時期があった証でもあります。

ただ、相談者様が前に進みたいと思っているなら、その言葉に縛られる必要はありません。

「私は真っ直ぐに気持ちを向けていた」と自信を持っていいんです。


相談者様の恋愛がうまくいくことを願っています！頑張ってください！！！