元彼のことが好きな他クラスの女子生徒を好きになったが、どうアプローチすれば良いのかわからない(18歳・男性）

実は私も今の妻を好きになった時に、ご相談者様と似たような状況でした。妻は当時好きな人（元彼）がいて、その人は「長身、メガネ、物静か」という、妻の好みをすべて集めたような人でした。一方の私は、身長は低いし、視力は抜群でメガネいらず、おまけにおしゃべりと、真逆のタイプで、どうしたら好きになってもらえるんだろうと不安になったものです。
しかし、「俺は俺」という気持ちで諦めることなく強気でアプローチしたところ、結果的に妻は私のことを好きになってくれました。あとから聞くと、当時好きだった人と私が真逆のタイプだったことが良かったようで、「今まで興味のなかったタイプの人だったから逆に面白かった」と言ってくれました。ですのでご相談者様も決して諦める必要はなく、アプローチ次第でいくらでも望みはあります。

さて、具体的なアプローチの仕方ですが、彼女に積極的に話しかけたり、連絡をしたり、遊びに誘ったりして、彼女の中での自分の存在感を高めていきましょう。
彼女は1年ほど前にご相談者様がアプローチしたときから元彼のことが好きだったとのことですが、それを考えると彼女も元彼への片思いが長く続いているのだろうと推測します。となれば、彼女も彼女なりに悩みを抱えているはずですので、気晴らしをさせてあげたり、悩みを聞いてあげたりすることで彼女と心の距離を近づけることができます。
そこでおすすめなのが、当面の目標を、「彼女から悩み相談をされるような存在になる」というものに設定することです。悩み相談をされるには、相手から信頼されなければなりませんし、安心できる存在でいなければなりませんよね。つまり、「悩み相談される存在」を目指して行動すれば、自然と、彼女にとって必要な存在になるように動くことに繋がるのです。

続いて、これは実際に私が使っていたテクニックなのですが、彼女と話すときは、「何かあったらいつでも言ってね」というのを口癖にするのが良いですよ。
友だちでも、仕事で付き合う取引先の営業担当の人でも、近所のおじさん、おばさんでもそうですが、「何かあったらいつでも言ってね」と言ってくれる人がいたら、なんだか安心するものです。実際に何かあった時に本当にその人に言うかどうかは別にしても、そうやって言ってくれる人のことは「頼りになるな」と感じやすいですし、心のよりどころにもなりやすいです。
私が好きな人に対して、「何かあったらいつでも言ってね」と言った時には、ほぼみんな、「ありがとう」と言ってくれました。この感謝の言葉を引き出すのが大切で、人間は感謝した相手に対して「お返しをしたい」と思うものなので、例えば連絡先を聞いたときに応じてくれやすくなったり、デートの誘いに乗ってくれやすくなったりします。少し良くない言い方かもしれませんが、「恩を売っておく」というイメージです。私自身、恋愛でこれを意識して行動すると効果がありましたのでおすすめです。

繰り返すようですが、私が経験したように、「今の好きな人と真逆のタイプだからこそ面白い」と思われて好きになってもらえることもありますので、ぜひご紹介したテクニックを使って前向きにアプローチしてみてください。同じ境遇の経験者として応援していますよ！