同じ部署の恋愛はどのようにアプローチしたらうまくいく？(26歳・男性）

私も後輩を好きになり、アプローチをした経験が何度もあります。その末に付き合えたこともあるし、残念な結果に終わったこともありますのでその経験を踏まえてポイントをまとめます。

①まず仕事でアピールする
食事に誘ったり連絡をしたりして“プライベートな関係”を作るのはもちろん大切ですが、その前段階として仕事上でアピールしましょう。仕事の姿勢が伴っていないと「チャラチャラしている」とか「軽い人だな」と思われるだけで相手にされません。役職をもらうとか何かの成果をあげるとかそういうことだけでなく、とにかく一生懸命に仕事に取り組むことがアピールになります。たとえ不器用でも同僚の助けになろうとしたり失敗を恐れずチャレンジする姿は周りの人の胸を打ちます。私自身、この意識で取り組んだことで仕事のモチベーションも上がり、恋愛だけでなく仕事にも好影響がありました。

②自らプライベートの話を打ち明け、日常的に連絡のやり取りができる関係を作る
仕事でアピールしつつ、次の段階としてプライベートの話ができるようになりましょう。とは言え、後輩からプライベートの話は切り出しにくいものですし、後輩のことをグイグイ聞いても警戒されたりセクハラやパワハラだと受け止められたりするリスクがあるため、あなたから率先して自分のプライベートの話を切り出していきましょう。特におすすめなのが飲食店の話をすることです。私の場合は例えば、「最近できた国道沿いのあのお店行った？結構おいしかったよ～」と、こんな感じで休みの日に行ったレストランやカフェの話をしていました。こうして飲食店のことを会話に出すと、いずれ、「前に話してた○○（お店の名前）に一緒に行かない？」という話に繋げることもできるのでとても効果的です。こうしてプライベートの話ができるようになると、仕事以外でも連絡のやり取りをすることに違和感がなくなります。例えばおすすめの店を見つけたらLINEにホームページを添付し、「ここ、おいしかったよ」と送るなどして会話のきっかけをつかみます。おいしい食べ物の話は効果抜群で、誰しも明るい気持ちになれるので恋愛では味方になってくれること間違いなしです。

③リスク負う覚悟を持つ
同じ部署だけにリスクが気になるのはわかります。しかしリスクを気にするということは、心の奥底で、2人の関係がうまくいかないのではないかと思っている証拠です。同じ部署での恋愛は、「秘密の関係」感があってドキドキ感をもたらすという良い面もあります。また、お互いに信頼関係ができていればリスクは恐るるに足らず、2人で秘密にすることで絆や信頼関係が生まれることもあります。こういったことから、少し抽象的な表現になってしまいますが、リスクを恐れず、思い切って職場恋愛に飛び込む覚悟が必要です。そして、何かあっても自分が責任を持つという姿勢も大切で、そういった気持ちが自分の醸し出す雰囲気にも表れ、それを見た彼女は安心して職場恋愛に飛び込んできてくれるはずです。もちろん、アプローチしていることや仲良くしていることを人にペラペラ喋らないことや、人前でアプローチしないというのも大切で、これは職場恋愛での基本中の基本と言えます。

上記の①～③をぜひ参考にしていただきたいのですが、私が最も申し上げたいのは、「職場恋愛は楽しい」ということです。上記で紹介しましたが、リスクも前向きに考えると味方にすることができますので、ぜひ思い切って後輩へのアプローチをしてみてください。