少し悪ノリみたいなテンションで話していたところ、席をチェンジされてしまった。よくなかった？(23歳・女性）

私は、誰かに似ていると言われることがとても多い人生を歩んできました。お笑い芸人、同僚、街中の見知らぬ人・・・。そんな私ですが、女性から誰かに似ていると言われて嬉しいと思ったことは一度もなく、嫌な気持ちになるばかりでした。

男性は女性にとって、誰かの二番煎じではなく、オンリーワンになりたいと思っています。特別な存在でありたいし、誰にも真似されない唯一の存在でありたいのです。
ですので、誰かに似ていると言われるのは決していい気はしません。自分で真似しているつもりはないですし、すごく年下の芸能人と似ていると言われたときなんかは、「自分が似せているんじゃなくて、その芸能人のほうが自分に似ているんだ！」と思うこともあります。
もちろん、イケメン俳優やアイドルに似ていると言われれば悪い気はしないのですが、それでも、その人の下位互換だと思われているんじゃないかと不安になります。
おまけに今回は、「同級生の〇〇に似ている」と言ったとのことですが、この場合、男性からすると不安しか生まれません。その同級生がいい人なのか悪い人なのか、イケメンなのかブサイクなのかがまったくわからず、自分がどんな印象をもたれたのかさっぱりわからないからです。
似ているせいで、その同級生のイメージを引きずってしまい、自分も同じようなイメージで見られるのではないかという心配も生まれ、いいことはありません。

必ずしも今回、席をチェンジされた理由がこれだけだとは限りませんが、彼が良い気持ちにならなかったことは確かです。今後は誰かに似ていると思っても、出会ってすぐの時は伝えるのを控えてください。先述したように、男性は誰かの二番煎じではなく、オンリーワンになりたいと思っていますので、誰かに似ている、ではなく、誰も持っていない魅力を探して伝えてあげると喜ばれますよ。