初デートの映画で当日見たい映画を聞かれて答えたら拒否された。それなら初めから見たい映画を言って欲しかったが、言い出しにくいもの？(30歳・女性）

じゃあなんで聞いてきたんだ！と思いますよね。
私もこういった経験があるので、主観と経験談からお話ししますが、何か少しでもお役に立てれば幸いです。

こういった男性は大きく分けると3つに分類されると思っています。
一つ目、とりあえず聞いてみたけど自分の意見はこっちな自己中タイプ。
二つ目、女性慣れしておらず、シミュレーションしてきたデートコースを変えられない不器用タイプ。
三つ目、これでもレディーファーストしているつもりの勘違いタイプ。

一つ目はそのまま、自己中タイプです。
こちらの意見を聞いてくれなかったのではありません。
質問者様の好みが自分と合うのか知りたくて聞いてはみたけど、「なあんだ気が合わないな」と思って自分の見たい映画をチョイスしただけです。彼にとっては普通の事です。
むしろ、心の中で女性に点数をつけるタイプはここで減点しているようです。
失礼極まりないですね。

二つ目、不器用タイプ。
婚活市場では時々お見かけします。
完璧なデートを！！と気張り過ぎてしまい、調べてきた情報を元に、彼ら流「完璧なデート」のシナリオを展開させようとしてきます。
そして彼らの「完璧なデート」には何故か「女性がここでこんな行動をする」というこちらの動きまで書かれている事もあります。なんだそりゃ！

今回の場合、もしお相手の選んだ映画がカップル向けの恋愛映画でしたら、「僕が見たい映画を聞く。すると彼女がAが見たいと言う。そして2人でAという映画を見て良い雰囲気になり、帰り女性からこの後の予定を聞かれ、特にないと答えて夕ご飯を食べに、、」なんてシナリオを頭に描いてデートに臨まれたのかもしれません。
しかし質問者様が見たい映画は予想と違った！どうしよう！
ここで大抵の男性は女性の意見を尊重するか、自分の意見を言って二人で話し合って決めるかします。
しかし彼らにそんな臨機応変な対応はできません。気になる女性と立って会話するだけで限界な人もいます。

シナリオとは違う映画を見た後の「完璧なデート」を今すぐに頭で構築できないので、選択肢は一つ。元々予定していた映画を見るだけです。
彼らには決して悪気はないのですが、意見を無視した女性に対して「悪かったな」とも思いません。
彼らにとってはこれが一番正しい選択ですから。
中には緊張しすぎて、女性に質問した事を覚えていない人もいます。

最後に三つ目、勘違いタイプです。
意見を主張する場を与えているというのが、彼らにとってはもうレディーファーストです。
嫌なら嫌と言えばいいだけ。でも君は嫌って言わなかったよね？女性が言ったその映画は興味がないからどっちにしろそれは見ないけど、、だって苦痛じゃん。それくらいです。自己中タイプに似ていますが、少し違います。
彼らの思う「正しい常識」があって、それに違わず行動しているだけなので、彼らにとっては質問者様をすごく大切にしているつもりと思ってください。

全てのタイプに共通して言えることは、今回のような件を補って余りある素敵な人でない限り、お付き合いするにはおすすめしない人だという事でしょう。

理由も言われず、聞いておいて勝手に映画を決められてしまったのですから、質問者様は不満をもって当たり前です。

素敵な出会いがあると良いですね。
応援しています！