ドアを開けといてくれない男性(25歳・女性）

あなたが初デートで経験されたことについてのご相談、理解しました。ドアを開けて待っていてくれない男性についての気持ちは、多くの人が共感できるものかもしれません。こういった小さな行動が、相手の人となりを知る手がかりになることもありますね。

まずは、こうした出来事が男性あるあるかどうかを考える前に、人にはそれぞれ異なる育ちや価値観があるということを念頭に置くことが重要です。男性がドアを開けておくかどうかは、必ずしもその人の気遣いやマナーの全てを示すものではありません。あなたがおっしゃるように、その男性は家族構成やこれまでの育ちによって、女性への特定の気遣いを意識的に学ばなかった可能性があります。また、彼が年下であるということも、経験の違いに影響しているかもしれません。

重要なのは、このドアの件をどのように捉え、これから先の関係にどう影響させるかです。相手の好意的な行動や言動を見落とさないことが、関係構築には大切です。彼がご馳走してくれたことや、次のデートについてあなたの希望を聞いてくれたことは、あなたに対する尊重と関心を示しています。

小さなことで相手を判断するのではなく、コミュニケーションを取りながら、その人の性格や価値観を全体的に理解しようとする姿勢が重要です。気になることがあれば、遠回しではなく直接、でも優しくその話題を切り出してみるのも一つの方法です。例えば、「ドアを開けてくれるとすごく嬉しいかな」と軽く言ってみると、彼がどのように反応するかで、さらに彼の性格を知ることができるでしょう。

最終的に、相互理解と尊重が、恋愛関係を深めるための鍵であることを忘れないでください。異なる背景を持つ二人がうまく付き合っていくためには、お互いの価値観を知り、受け入れることが大切です。あまりにも価値観が異なる点が見つかる場合は、それが自分にとって受け入れがたいものかどうか、じっくりと考えることも必要かもしれませんね。

私は結婚相談所に勤務して約15年、現役バリバリのスタッフです！
ご相談内容を拝見致しました。お店のドア問題ですか・・・そうですね、やはりこれはマナーでありデート中、男性はこういった時に率先してドアをサッと開け、女性を通して差し上げる事がスマートに出来ると紳士的で感じが良いですよね。
今回のケースでは、ドアの件はスマートでは無かったものの、カフェ代のお支払いや次回デートのご希望などはご配慮があるという事なので、お相手男性は「気遣いができない人」ではないと思います。（ドアの件だけで総合的に判断してしまうのは勿体ない様に感じます）
では彼は何なのか？というと、質問者様もご指摘の通り、「気が付いていないだけ」だと思います。「自分が一歩先にドアに着いて、女性のために開けておく」という発想が無いだけ、なんですね。まあ、「男性あるある」と言えばそうなのかもしれません。

男性は、正直女性ほど気が回りません。女性の方が圧倒的に気が回ります。乱暴な言い方をすると女性の方が生物的にこういった能力が高いと言えるでしょう。その上、兄弟・姉妹関係も性格形成に大きな影響を与えます。この「どういう兄弟・姉妹関係なのか」という問題ですが、結婚相手を探す時、ここをよく見てねと私もお客様にアドバイスしているくらいです。
日本人は「血液型占い」が好きで、やれＡ型は几帳面だ、ＡＢ型は二面性があるだとか言いますが、これは正直オカルトに近いですね。そんな血液型よりもよほど、「お兄さんがいる妹」「姉がいる弟」という様に、兄弟・姉妹関係の方がその方をタイプ分けできる様に感じます。例えば「お兄さんがいる妹」は割と男性的な性格になる傾向があり、「姉がいる弟」は繊細で女性に優しい・・・という感じです。（もちろん、例外がありますし、ただの「私の感じるところ」です。不変の真理ではありません）

お相手男性が「ドアを開けてくれなかった」というのはもちろん悪気があるワケではなく、男ばかりの環境で育つとそこまで気を回さない（回す必要が無い？）から、その発想が無いだけなんです。
おそらく彼は質問者様に指摘されたら「ああ！確かにそうだね」と言って次から気を付けてくださるのではないでしょうか。人はそれぞれ育ってきた環境が異なるので、自分が常識だと思っていた事が他者からすると「そこまでじゃない」と思うかもしれません。だからこの点で質問者様が思われるのは「彼は気遣いができないのかな？」ではなく、「あぁ、この点は気付いてないんだな」という事で、彼にそっと教えてあげれば良いんです。何度教えても覚えてくれない、やっとの思いで伝えても「それは違うよ」と否定してくる・・・という場合に初めて「あっ、この人気遣いができない人なんだ」の判断で良いと思います。

ではどうやってそれを彼に伝えるかなんですが、例えばお互いの好きなタイプの話をした時に、質問者様は「私、ちょっとしたところで気遣いの出来る男性ってカッコイイなと思います。例えば、サッとドアを開けて私を通してくれる様な人とか、素敵ですよね」という感じで、たとえ話で彼に伝えるのはどうでしょうか。「〇〇ちゃんの彼氏はこういう事をしてくれるんだって」はダメです。比較する事になるので男性がスネます。あくまで、前回、彼がドアを開けてくれなかったのはノーカウントとして（彼はそもそも気付いてないので自分がドアを開けなかった事は覚えてないはずです）「こういう人は素敵だなぁ」で話してみるんです。
そうすると彼は心の中で「あっヤバい、自分は多分出来てないな。よし、これから気を付けよう」となり、次回からちゃんと開けてくれますよ。こんな感じで、「お互い異なる環境の中で育ってきたので、価値観をすり合わせていく」という事をやってみると、交際が長続きする事間違いなしです。
以上、少しでもご参考になれば幸いです。

初デートなら、そのことはいったん忘れてあげてはいかがでしょうか。
確かに男性が先に通ってドアをおさえてくれると嬉しいですが、その一点だけで「気遣いのできない人」と思ってしまうのは少し可哀想かな…。
実際あなたの行きたい場所の希望を聞いてくれて食事代ももってくれていますし、他に気になる点はなかったのですよね。
初デートですし、緊張していたのかもしれませんね。

私と夫の初デートなんて、道に迷って目当てのカフェがなかなか見つからず、かなり歩きまわる羽目になりました。笑
人によっては、この時点で「ありえない！」とお断りを決めていたかもしれません。
他のいい面をたくさん知っていくうちに、別に気にならなくなりましたよ。

じっくり彼と向き合ってみると、意外ないい面を見つけられるかもしれません。
がんばってくださいね。

女性には大変申し訳ないのですが、日本には、ご質問の中にあるようなマナーを学ばずに大人になっている男性が多くいます。私自身そうだったのですが、男の子は生まれてすぐに、「跡継ぎ」と言われて、大切に大切に育てられることが多いです（女の子は大切に育ててもらえないという意味ではありませんよ）。
言い換えれば、「殿様」のようにして育つ男性が多いのです。そのため、今回のような「女性のためにドアをおさえる」といったことは、教わっていないことがよくあります（殿様のように育つので、女性に何かをしてあげるということに疎い人が多いのです）。恥ずかしながら私もマナーができておらず、当時の彼女に指摘されてようやく気付きました。

ご相談者様をはじめとする女性には大変申し訳ないのですが、決して彼女のことを大切に思ってなかったり、好きじゃなかったりするためにドアをおさえなかったのではありません。ただたんに、常識知らずで未熟なだけです。
同じ男性として彼をかばうわけではありませんが、もしよろしければ今回のことは大目に見て、「ドアをおさえるのはマナーだよ」と彼に教えてあげてほしいなと思います。
私自身は、彼女に教わってからようやくマナーを勉強しはじめました。すると次に付き合った女性からは「女性への気遣いが素晴らしい」と褒めてもらえました。1人前の彼女には大変申し訳ないですが、その人に教わらなければ褒められるほどにはならなかったと思います。
彼はご相談者様より年下ということですので20代前半でしょうか。今教わればきっと気遣いの精神も「伸びしろ」があるはずですので、ぜひ教えてあげてほしいなと思います。繰り返すようですが、決してご相談者様のことを好きではない、というわけではありませんから、どうかよろしくお願いします。