恋がしたい！！！(29歳・女性）

Q：大人になって、好き！きゅんきゅん！という気持ちは諦めなければいけないのでしょうか？
A：完全に諦める必要はありませんが、昔のように考えない方が良い。とは思います。
その理由は
①年を重ねると感情の変化は鈍くなる
②現実的な視点を持つようになる
主にこの2点。

①年を重ねると感情の変化は鈍くなる
年を重ねると感情の起伏が緩やかになり「気持ちが昂る」ということが若い頃に比べて少なくなってきます。（特に男性は）
ですが、若い人から見るとそれが「大人びている」「落ち着いている」と高評価に繋がったりします。
逆に年をとっても直ぐ感情的になる人は「未熟な人」と見られたりしますから、そのような社会的な立場・同調圧力もあって、丸くなる人が多いです。

②現実的な視点を持つようになる
大人になると「好き」という感情以外にも沢山の要素を考えてしまいます。
例えば
・優しいだけだと、いい人止まりになる
・初めはマメだけど、付き合うとだんだん熱が冷める
・自分の事ばかり考えている、人の善意につけ込んでくる。
このように沢山の人と関わっていく内に、色んな疑いの目を持つようになったり、その先の事（結婚）を考えると
・経済力や金銭感覚
・年齢、自分のライフスタイルと合っているか
・恋愛観、結婚観
このように、様々なスペックが気になってきます。
ですが、これらは経験を積んだ証。とも捉えることができるので、一概に悪いこととは言えません。

Q：その場合、付き合い続けようと思える理由は何なのでしょうか？
A：好きな気持ち・燃えるような恋ではなく、一緒に居て居心地の良さを感じるか・気まずい感じがしないか。
わたしはこのような基準で相手を選びました。
好きという気持ちは長い間付き合っていると落ち着いてくるもの。
そうなった時に何が重要かと言うと、わたしは居心地の良さや、一緒に居て気まずい感じがしないか。だと思っています。
例えるなら、最初は愛でつながって、最後は絆でつながる。というイメージ。

絆でつながるなら
・感情のコントロールが上手い（すぐにキレない）
・価値観が合う
・相手を尊重する（否定しない・小言を言わない・悪口を言わない）
・ちょっとした気遣いが無意識にできる
このような、ちょっとした事・積もると無視できなくなるもの。が重要だと思います。