嫌われてしまった未読無視をされている(40歳・男性）

失敗を認め、心からの謝罪を行うことは、関係を修復する上で最初の一歩です。既にLINEで謝罪を試みていますが、未読スルーされているとのこと。これは、あなたのパートナーがまだ怒りや失望を感じていて、距離を置いている可能性が高いです。以下、前向きなアクションプランを提案します。

直接対話を求める
まず、直接会って謝罪の意を伝える機会を設けることを検討してください。可能であれば、短い手紙やメッセージを送り、「直接お会いして謝りたい」と伝えると良いでしょう。文字にすることで、冷静に自分の気持ちを伝えることができます。直接の対話は、お互いの声のトーンや表情を通じて、感情を伝えやすくなります。しかし、相手の応答を強要せず、準備ができたら会いたいという旨を伝えることが重要です。

感情を安定させ、理解を示す
あなたの不安や失敗を乗り越えるためにも、自分自身の感情を安定させることが大切です。一度冷静になれば、相手の気持ちや立場にもっと寄り添うことができます。また、相手が怒りや失望を感じる理由を理解し、それを受け入れる態度を示すことが、信頼回復への道です。

改善への約束と行動
教訓を生かし、今後同様のミスを犯さないための具体的な計画を相手に伝えることも重要です。例えば、お酒の席での行動を改める、感情的になったときの対処法を学ぶなどです。このプロセスには時間がかかるかもしれませんが、あなたの誠実さと変化への意欲が伝われば、関係は修復に向かう可能性が高まります。

自己反省と成長
この経験を通して、自己反省し、成長する機会と捉えてください。恋愛関係は互いを理解し合い、支え合うものです。過ちを犯したとしても、それを乗り越えることで、より強い絆を築くことができます。

ついには、彼の決断を尊重する姿勢を保ちましょう。彼が話し合いの場を持つ準備ができるまで待つこと、また、彼が関係の修復を望んでいない場合は、その決断を受け入れる勇気も必要です。いずれにせよ、あなた自身の誠意と改善への姿勢が最終的に関係を良い方向へ導く鍵となります。それぞれのステップを踏むことで、自己成長にもつながり、将来的にはより健全な関係を築く土台となるでしょう。

交際をしているとケンカの1つや2つはどうしてもあるものです。どれだけ穏やかな性格の2人でも、イラッとしたりムカッとしたりすることは絶対にあります。つまり、交際していればケンカを避けることはできないのです。
そのため、大切なのはケンカを避けることではなく、ケンカをしてしまったときにどのように仲直りし、いかに絆を深めるかということです。

今回、ケンカの原因がご相談者様にあるのは明らかで、それはご相談者様も重々わかっていると思います。ただ、原因がご相談者様にあるとはいっても、してしまったケンカは必ず仲直りをしなければなりません。それがケンカの“ルール”です。特にお2人は別れているわけではなくまだ付き合っているのですから、お互いに歩み寄る必要があります。その点、ご相談者様は自分の非を認め謝罪をしているのですから歩み寄っていると言えます。一方の彼は未読スルーをしていますから、歩み寄る姿勢が見えません。それほど彼の怒りが強いとも言えますが、相手が歩み寄りの姿勢を見せているときには意地を張らず、自分も歩み寄らなければなりません。

このことから、ご相談者様から謝るというのは決して間違ったことではありません。そのため、ご相談者様は彼から連絡が来るまで、様々な方法でとにかく謝り続けましょう。LINEが帰って来なければ電話で、電話に出てくれなければ会いに行って謝るのです。そこまでしても彼が許してくれなかったり、無視するようでしたら、その時にはきっとご相談者様の中でも諦めがついていると思います。それは、「できる限りのことはやった」と自分で納得ができるからです。

今のまま終わるとご相談者様の中に大きな後悔が残るだけでしょう。ご相談者様の「謝る」という行動は決して間違っていませんので、でき得る限りの方法で謝り続けてください。そうすれば彼との関係が修復するとしても、しないにしても、ご相談者様はすっきりすることができます。

これは私の体験から言えることで、自分が原因でケンカをしてしまった時、「これ以上はもうない」と言えるまで謝ったことで自分の中で踏ん切りをつけることができました。私の場合は残念ながら許してもらえませんでしたが、男性の立場からすると、女性に真剣に謝られると、「許さないわけにはいかない」という気持ちになりやすいので、私の時よりは許してもらいやすのではないかな、と思います。

最後になりますが、「きっとダメだ」という気持ちよりも、「絶対に許してもらえる。だから心を込めて謝ろう」と、こういう前向きな気持ちでいたほうが物事はうまくいきやすく、許してもらいやすいと思いますよ（ちなみに私の時は、「きっとダメだ」とマイナス思考だったのがよくなかったと反省しています）。