ペアーズでめちゃくちゃ日本語がおかしい人からアクセスがあるけど、そんなもの？(60歳・男性）

お問い合わせいただき、ありがとうございます。マッチングアプリにおいて、ご経験されているような状況は、実は珍しくありません。

まず、日本語が不自然なプロフィールは、しばしば詐欺目的で作られた偽アカウントの可能性が高いとされています。これらのアカウントは、マッチングアプリを運営する会社によって発見され次第、強制退会させられる措置が取られることが多いです。そのため、マッチング後に相手のプロフィールが削除されていることがしばしばあります。

足跡なしにマッチングが成立するのも、自動的に「いいね！」を送るシステムを使ったアカウントや、非常に短時間で多くのプロフィールに「いいね！」を送るユーザーによるものである可能性が考えられます。あるいは、アプリのアルゴリズムによって、自動的にマッチング候補が選ばれるケースもあります。

また、女性の高年収についてのご指摘ですが、これはユーザーが自己申告するものであり、実際の収入を証明するものではないため、実際よりも高い収入を申告している人も中にはいるかもしれません。しかし、それが全てのユーザーに当てはまるわけではなく、実際に高収入の方も存在するため、一概に不審と断じることはできません。

オンラインでの出会いでは、こうした不明瞭な要素が発生しやすいことを念頭に置き、ご自身の直感や判断を信じて対応されることをお勧めします。加えて、オープンな心と慎重さを持って、信頼できる相手にのみ個人情報を共有するなどのルールを設けるとより安心です。

もし不審な行動を取るユーザーに遭遇したら、運営側に報告することも大切です。マッチングアプリを安全に楽しむためには、ユーザー自身の注意深さが求められる場でもあることを覚えておいてください。お疲れの様子ですが、ご自身に合った形での恋愛を見つけることができるよう、引き続き応援しております。

「それがマッチングアプリ」と言ってしまっては元も子もないのですが、不特定多数が使う以上、質問者様が書かれているようなことは起きてしまいます。
マッチングアプリは人間の欲望や感情が交差する場所なので、プロフィールを盛って書いてしまうこともあるでしょうし、嘘をついてしまうこともあります。私はマッチングアプリで盛った経験はないのですが、例えば、就職活動では大いに盛った経験があります。私の場合はいつも履歴書に、「小学生から大学生まで学校を1日も休んだことがない鉄人です」と書いてアピールしていたのですが、実際には、高校1年生の時に風邪で2～3日休んだことがありました。しかし、風邪をひいた理由が、「体育の授業で雨の中サッカーをした」というものだったので、「無理に授業を行った学校が悪い」という独自解釈をし、自分の中で休んでいないことにしたのです。このように、盛ったり嘘をついたりするのはもちろんよくないのですが、就職活動では、採用する企業のほうに責任があり、とかく言われるのは、「嘘を見抜けず、採用した企業が悪い」ということです。マッチングアプリでもこれと同じで、嘘をつく当事者がもちろん悪いものの、最終的にはそれを見抜けなかった自分にも責任が向けられます。

ネットやAIの発展によって、私たちは先人が生きたことのない時代を生きています（当然と言えば当然ですが）。マッチングアプリにしても最近急速に発展してきたものですので、トラブルもつきもので、それをいかに防ぐかが大切です。使う側となる私たちも、自分たちで警戒し、“上手に”使いこなさなければなりません。それを念頭に置いて、利用してみてはいかがでしょうか。