割り勘にしようとしても断られる場合、どうしたら良い？(22歳・女性）

決して嫌ということはありません。奢ってもらって当然という態度よりかは印象が良いです。ただし、割り勘を申し出て断られた場合は、それ以上は粘らず、「ありがとうございます」と言って財布をしまい、男性を立てるとさらに好印象です。以下、詳しくご説明します。

男性は経済力や優しさや懐の大きさをアピールするために奢る人が多いです。私もそういう思いがあり、基本的には毎回奢ります。と言いながら勝手なもので、女性に、「奢ってもらって当然」という態度を取られると、それはそれで相手に悪い印象を抱いてしまいます（本当勝手ですよね…）。
その点では今回、あなたは財布を出して、支払うつもりがあるということを示しているので印象としては決して悪くはありません。彼にもその気持ちは伝わっているはずなので、気分を害してはいないでしょう。

ただし、気をつけることが１つあります。
レジのところで財布を出して、彼が、「いいよ、奢るから」と言ってきたら、それ以上は粘らず、「ありがとうございます」と言って財布をしまいましょう。
女性の中には、男性が奢ると言っているのに、「自分も支払う」と言って譲らない人がいて、レジ前で押し問答になることがあります。先述したように、男性は経済力や優しさ、懐の大きさをアピールしたくて奢ろうとしているので、レジ前で女性に粘られると、人目も気になり、情けない気分になります。レジの人や後ろに並んでいる人に、「あの男の人、奢ろうとしてるのに断られてる…。まだ相手女性に心を許してもらってないんだな」と思われているんじゃないかと、不安にもなります。ですから、財布を出して断られたら、もう粘ることはせず、お店を出てから、「ありがとうございます。ごちそうさまでした」とお礼を伝えましょう。お礼はこれで十分です。

ちなみに、「遠出で車を出してくれたのでせめてお金は…」というあなたの気持ちは素晴らしく、男性としてはありがたいです。ですので、支払いの時に、「車を出してくださったので、せめてここは私にも支払わせてください」と、理由もつけて伝えられると、なお良いです。男性は女性から割り勘を提案されると、「関係を継続したくないから借りを作りたくないのかな」という不安も生まれます。「車を出してくれたお礼に私も支払いたい」という真意を伝えてもらえると安心することができますので、ぜひそれも覚えておいていただけると嬉しいです。