私の欲求と彼女のトラウマについて、今後どうするとよいのか(22歳・男性）

彼女さんも打ち明けるのに相当な勇気がいったと思います。そのような経験がある方は、男性とのお付き合い自体を躊躇ってしまう人も多いと思いますが、彼女さんはあなたとお付き合いをして過去の辛い経験も打ち明けてくれています。それだけあなたを信頼しているし、好きでいてくれているのでしょうね。あなたも彼女さんの事を考え、ご自分の気持ちを我慢しながら無理に関係を進めないでいる事はとても立派な事だと思います。お互いを思いやれる、とても素敵なご関係ですね。

ただスキンシップが苦手、という事であれば
・手をつなぐ→ハグ、などかなり細かく段階を踏んでいく
・「嫌だったらすぐにやめる」というのを伝えておく
・「○○して良い？」などの確認をしてから触れる
・仮に嫌がられても、その場で残念なリアクションはとらない
などの方法で、徐々に距離を縮めていくのが良いのかなと思いますが今回の場合は状況が違います。

まずは彼女さん自身に「トラウマを克服したいという気持ちが少しでもあるのか」という事が重要だと思います。その気持ちがなければ、スキンシップに関する事の答えはいつまでも「NO」のままです。
ですので、折を見て確認してみても良いかもしれませんよ。恐らくですが、最初にその質問をしても「今はまだ考えられない」「克服したいかも分からない」「そういう質問さえ辛い」といった感じの反応が返ってくるかもしれません。そしたら素直に謝って、またしばらくはその話題に触れないようにしてあげてください。
ですが、その質問をする事で彼女さんの中で「自分はどうしたいのか」を時間をかけて考えていくきっかけになるかもしれません。
そのうえで「克服したい」という答えになったら、上記に書いたような方法で少しずつ距離を縮めていけるかなと思います。
トラウマを克服するのは本人の気持ちの整理だけでなく、周りのサポートも必要です。

もちろん「実際はいつかは関係を持ちたい」と思う事自体は全く悪くありません。
ですが、彼女さんはスキンシップ自体にというより「男性の性欲」に対してもトラウマというか、嫌な言い方をすると嫌悪感を持っているかもしれません。
「支える」「待ってる」「身体の関係が無くても良い」と言いつつ、例えばお店や一夜限りの遊びなどで発散しているとなったら、彼女さんの中で余計に嫌な気持ちが大きくなってしまうかもしれません。
まだお若いですし、ご自分の気持ちも大切です。そういった事も含め、あなたご自身も「彼女さんに長く寄り添っていけるか」よく考えてみてください。