告白の返事待ち(32歳・男性）

ご相談ありがとうございます、恋愛婚活コンサルタントのコダックです。

店長とバイトの立場ながら、相手から家族の話や長文LINEを3ヶ月も続けてくれていた時点で、少なくともただの“上司と部下”以上の信頼があなたに向けられているのは確かだと思います。
実際、手を繋いだり、ハグやキスを何度も受け入れてくれたことを考えると、「嫌じゃない」「むしろ人としてかなり好き」というのは嘘ではないのではないでしょうか。
ただ、まだ相手が「それが恋愛感情かどうか分からない」と悩むのは、やはり年齢差や立場の違い、異動後に離れることへの不安が強いのだと思います。
僕自身も昔、相手との年齢差が10歳以上あった恋愛をしたとき、向こうが「あなたのことは尊敬してるし頼りになるけど、それが本当に好きなのか、憧れなのか分からない」と戸惑っていたことがありました。
だからこそ、相手はあなたへの好意を否定してはいないけれど、一歩踏み出すかどうかを迷う状態なんだと感じます。

その意味では、この5日間の「待つ期間」というのは、相手がきちんと「店長であり10歳以上年齢差のある男性と本気で付き合う覚悟」を持てるかどうかを考える大事な時間ですし、急かせば急かすほど「やっぱり怖い」と尻込みさせるリスクもあります。
待っている側としてはモヤモヤしますが、いま彼女の頭の中には「本当に自分は恋愛感情があるのかな」「もし付き合って、後々立場の違いがきつくなるんじゃないか」「遠くに離れてしまうし、関係を続けられるのかな」など、不安が渦巻いているはず。
僕の場合は、その戸惑いを押し切ってやや強引に関係を進めようとしたら、相手が怖がってしまって「ちょっと距離を置きたい」と言われた苦い経験があります。
そうなると元に戻るのにかなり苦労しましたし、焦れば焦るほど相手の心は閉ざされがちになるんですよね。

脈自体はありそうかどうかを言えば、正直「かなり期待してもいい」と思います。
キスやハグまで受け入れてくれた時点で、あなたのことを嫌だとか興味がないわけではありませんし、むしろ「好きかもしれない」と思いつつも、年齢差や状況を考えて「慎重にならなくちゃ」とブレーキをかけている可能性が高いです。
僕も似たような状況で、最初は相手が「まだはっきり恋人になれるか分からない」と言いつつ、ハグを拒否しなかったということがありました。
結局、「ほんとに好きかどうか自分でも確信が欲しい」という段階で迷っていたようで、ある日「やっぱり会うたびドキドキするし大切に感じてる」と告白されて、付き合うことになったんです。

また、5日後に2人で遊ぶ予定があるとのことですが、その際に返事をもらえるかどうかは相手に任せたほうがいいと思います。
もしその日に返事を言おうと決めていれば、相手から自然に切り出してくれる可能性もあります。
あなたとしては「今日は返事もらえるのかな」と期待してしまいがちですが、あまりその話題ばかりをちらつかせて相手をプレッシャーに追い込むと、かえって言いづらくなるケースもあります。
僕の経験では、相手が「もう少し時間をかけて答えを出したい」と思っているのに、こちらが無言の圧をかけすぎてしまい、いい方向に進まなくなったことがありました。

そこで遊ぶ際に気をつけたほうがいいこととしては、まず「今日は単純に楽しむこと」を意識するのが一番じゃないでしょうか。
変に“返事をもらうためのデート”にしてしまうと、相手が警戒してしまうし、あなた自身も楽しめなくなるはずです。
できれば相手がリラックスできるような話題や場所を選んで、友達というよりは「ちょっと特別な雰囲気だけど、気軽に話せる間柄」を演出するといいと思います。
いわゆる「いつも以上にどっしり構えて、相手が言いづらいことでも受け止められるよ」という安心感を見せることが大切です。

具体的には、あまり恋愛の話をガツガツ出さず、「忙しかったけど、こういう日があると嬉しいね」「異動したら少し離れるけど、こんな感じで一緒に出かけるのも楽しいよね」といった穏やかな会話をメインにしてみるのはいかがでしょう。
そうすることで、相手がゆったりとあなたとの空気を味わい、「付き合うとなるとこんな時間が増えるのかな」とポジティブなイメージを抱きやすくなります。
あまりに焦って「ところで返事はどう？」とか「今度いつ会える？」と詰め寄ると、相手の考える余裕を奪ってしまうので注意しましょう。

もしデートの終盤で、相手から返事の話題が出なければ、軽く「そういえばあの日は大きなこと言っちゃってごめんね。
無理に返事急かしたくはないけど、気持ちは変わってないからゆっくり考えてくれていいよ」と伝えるくらいがいいんじゃないでしょうか。
相手がそのタイミングで答えを出せるなら言ってくれるだろうし、まだなら「もう少し待ってほしい」とちゃんと伝えてくれるはずです。
いずれにしても、お互いが「今の段階でも心地いい」と感じられることが、最終的に恋人関係として続いていくカギになると思います。

応援しています。