仲良くなりたい(25歳・男性）

Q：どうしたら今よりも仲良くなれますでしょうか？
A：仕事の話や軽い雑談から共通点を探り、その共通点から話を広げていくのが鉄則です。
話をした事が無いなら、次のような話題が鉄板です。
・住まい
・交通手段
・天気
・仕事

◆住まいの話（そういえば○○さんって、どの辺に住んでいるんですか？）
住まいが近いなら「僕もその辺に住んでるんですよ」と言って、近所のローカルネタを。
遠方でも知っている場所なら「知ってます！○○があるところですよね？」と具体的な施設や固有名詞を出して、やはりローカルネタにつなげるのが鉄板です。
全然知らない場所なら「何分くらいかかるんですか？」とか「どの辺にあるんですか？」などと聞いて、相手の情報を収集しつつ何か共通点が無いかを探るのが良いです。
ただし、根掘り葉掘り聞くと相手も不信感を抱くのでほどほどに。最寄り駅は聞かず、市区町村レベルに留める方が良いです。

◆交通手段の話（そういえば○○さんって、どうやって来ているんですか？）
電車なら「○○（住まい）なら、○○線で乗り換えですか？」とローカルネタにつなげることができますし、自転車や徒歩で来ているなら「この時期は辛くないですか？」「何分くらいかかりますか？」と更に深掘りしても良いです。
住まいと同じですが、相手の住居や個人情報を特定するような行為は避けつつ、様々な質問で相手の情報を深掘りしていくのが基本的な戦略です。

◆天気の話
例えば今の時期なら「今日は一段と暑いですね」という話題から「立ってるだけで汗が滝のように流れて、歩きたくないです」など。
自分の感想や今日の出来事などを軽く伝えることで、会話が広がる可能性があります。
「あるある」と共感を得られれば距離が縮まりますし、社交性のある方なら「わたしも…」と、相手から何か情報が出てくる可能性もあります。
ポイントは連想ゲームのように話の流れを作ること。
天気に関する話題「今日は暑い」　⇒　暑さに関する話題「歩きたくない」　⇒　運動に関する話題「運動してる？」　⇒　部活に関する話題「運動部に所属している」
など、深掘りして聞くことで「わたしはあなたに興味を持っています」と暗に伝えることができます。

◆仕事の話
仕事の話から話題を広げていくのも自然で良いです。
わたしは昔、綿棒に両面テープをつけて商品のゴミを取る作業をしていた時、ゴミが偶然（－_－）な形になり
「これ、人の顔みたいじゃない？」と近くのバイト女性に見せたら大ウケ。それ以降、急に仲良くなった経験があります。
真面目な話ばかりだと固い印象を与えますが、仕事の中でほんの少し、面白い・珍しい・感動するようなことがあったら、それを共有すると「とっつきやすい印象」を与え、話しかけやすい雰囲気になることがあります。


Q：どんな風に相手から思われているのかも予想で教えてほしいです。
A：一言で言うなら「職場の先輩」が近いと思います。
雑談レベルの会話がないことから、まだスタートラインという印象があります。
恐らく彼女は「職場で上手くやっていきたい」という考えがあるのではないでしょうか。
愛想が良いのは好意の有無ではなく、彼女の人柄な気がします。

とはいえ、フラれたわけでも脈ナシな訳ではありませんから、十分発展の見込みはあると思います。
上手くいくことを祈っています。